アンコール上映にて鑑賞。
かづえさん、ハンセン病患者として、幼くして親と離され、島に住まわされていたにも関わらず、どんな状況であっても明るく前を向いている方。
旦那さんとの仲睦まじさは、純愛映画…
言葉にすると、言葉にするものとしないものが生まれてしまうから何も残したくない...
3年前に資料館で、らい患者の方々が当時生活で使っていた道具の展示を見た。
その道具がどういう背景で作り出されたか…
二人三脚で生きてきた夫婦のしるしがこの作品に詰まっていて、うちのおじいさんおばあさんのしわしわな目尻とまるい背中が恋しくなった。かづゑさんのドキュメンタリーだけど、人の想い出にやさしくて、こころを強…
>>続きを読むかづえさんの勇気と愛情深さに惹かれつつもそれがないと生きてこれなかったという背景も理解できて悲しくなった。人間として尊重されないことは何よりも辛いことである。かづえさんの姿を見てかわいそうだとか痛そ…
>>続きを読むハンセン病患者の方を追いながらも、本人の可愛い人柄を丁寧にすくい上げた素晴らしいドキュメンタリー。笑って泣ける優しさが過去の差別をなかったことには決してしないが、この作品が優しさに満ちていることはか…
>>続きを読む病は人間性を奪えない、というご本人の言葉から始まる作品。ハンセン病患者の代表ではなく、かづゑさんという人を知る2時間だった。療養所/強制隔離所の島をはじめ、一面的でない描き方をしていたのが良かった。…
>>続きを読む人生を振り返りながら、「山坂はあるんだけど、らいに負けてなんていませんよ」。新元号になるからといって「世の中はかわらない」。そう語るかづゑさんの姿が小粋で爽快。なんて魅力的で豊かな人なんだろうと思い…
>>続きを読むこれはかづゑさんというひとりの人間を見据えたとんでもなく敬虔な記録だった。病もひどいいじめにあったことも家族と離されて生きなければならなかったことも、悲しく辛いことも受け止めて呑み込んで生きてこられ…
>>続きを読むすごいドキュメンタリー映画です、鑑賞して一か月ほどたつけど、今でもこみ上げてくる。
撮影に当たって、日常をえがくなら、完成は自分の死後でも構わないこと、入浴を含めすべてを撮ってほしいという宮崎かづゑ…
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