ドノフリオのナイフがメイによって抜かれることはドノフリオの神聖性=処女性が失われることである。よってそれ以前が異常者の恋愛として素晴らしく、以後はどうしても悲恋としての範囲に収まってしまう。反射光…
>>続きを読むこの美術内装と逆光多めで極彩色の照明は、まるで70年代のベルトルッチを思わせる。もっと極端に言えば、殺人場面をタンゴに置き換えたジャーロだ(夜の場面、黒服の男が影のようになって追いかけてくる様子はま…
>>続きを読むおもしろかった。娼館の廊下で車の鍵貰うシーンが好き。娼館が廊下にうろちょろしている中、楽団を引き連れ、口論を長めに撮った後、シーンの終わり階段に娼婦が座ってたという。楽団が居るから演奏が流れていると…
>>続きを読むタンゴ至上主義なヴィンセントドノフリオによるタンゴが物語を支配する世界観。「なんやそれ」な展開が披露されるが、如何せん撮影や照明がバチバチにキマっている。演奏隊が一々目隠しをして演奏するような演出は…
>>続きを読むバチっと決まりまくった切り返しで始まる成り変わりから娼婦になるまでが凄い速度。気づいたら客取らされかける。
変な映画ではあるのだけど、謎にフューチャーされるタンゴに清順みたいな娼館のセット、それを照…
歳の離れた大金持ちとの結婚に嫌気がさした若い美人妻が他の男と結婚しようとする
が、結婚相手は娼館の息子で、、みたいなストーリー
そこに殺し屋が出てきたり急にタンゴ踊り出したり
でも主人公が美しいし…
死にゆく女と目があったことから始まる。冒頭の客船の撮影からもう素晴らしい。投身自殺後の静かに煽るようなライトの動き。
何より特筆すべきはヴィンセント・ドノフリオの快演。ナイフを振りかざすマチルダ・メ…