泥酔夢の作品情報・感想・評価

「泥酔夢」に投稿された感想・評価

Yuki

Yukiの感想・評価

4.5
驚いた。
1934年作成...。
どんな仕掛けを使っているのでしょう。
映画というものは30年代から立派な芸術作品だったなんて。
現代人が観ても異常な映画だと思う。

私が今この映画と出会えたことに幸せをかみしめて😭ただただ酔いしれたい😭感謝。
まどか

まどかの感想・評価

4.6
トーキーが出現して数年、
ミュージカル創成期の大傑作。
ところどころクスッと笑えるし、素敵な歌もある前半も面白いけど、後半のレビューシーンの狂気的ともいえる美しさよ!
バークレーショットで捕らえられる人間幾何学模様もきれいだし、
おんなじ顔の女の人がいっぱいでてくるのも均整が取れててきれい。
上記をやろうと思う主人公並びに監督・振付師が変態すぎて大好き。

付録のカートゥーンも狂っててすき。
Reo

Reoの感想・評価

-
最高の映画。生涯ベスト級。本編はDVD買わないとまともに観られる機会もないけど、全然買って正解だった。
バズビーバークレーの狂気が炸裂した、本当に泥酔した時に見る悪い夢のような、それでいて多幸感に満ちたミュージカルシーンは本当に必見。youtubeでワーナーの公式?が部分的に残してくれてるけど、まじで映像遺産だと思います。すごすぎ。
日本でこの狂気に触れられるのは多分宝塚か、紅白で意味不明に豪華絢爛で狂気的な演出をするNHKくらいですかね…この時期のマスゲームとか舞台装置とか、もうまともに実現してくれる人たちがいないという意味ではオーパーツ感あります。
y

yの感想・評価

5.0
パクる気にもなれないほどのとんでもない鬼ミュージカルシーンがドガドガと連発されて失神しそうになる。いわゆるバズビーバークレー的群舞の迫力と美しさにくわえ、映像トリックの使い方もすばらしく、魔術的ですらある。これを当時映画館で観たらどれだけ愉しかっただろうか。
[バークレーショットの真ん中から女優がカメラに向かって飛んでくるぞ!!] 100点

このレビューシーンは人生ベスト。大金持ちの叔父エズラから品行方正なら金をやると言われたホラスおじさんがハッスルしまくって、娘バーバラがチャラ男のレビュー作家ジミーと交際するのを止めようとしたり、たまたま列車で同室になった女優バーバラの存在に手を焼いたりと大変な目に合う。そして、そのバーバラに金を巻き上げられてボストンで禁止されそうな"ミュージカル"に金を出す羽目になり、そんな不埒なものはぶっ潰そうぜ!とエズラが輩系男子を引き連れて乗り込むが、場を荒らす役目を負ったエズラ以下ホラスやその妻マチルダも酔っ払って色々大変になる。そんな物語はどうでもいい。バスビー・バークレーが発狂したレベルでイカれたレビューシーン20分のために物語が存在すると言っても過言ではない。

僕の眼は君を見るためにある、とディック・パウエルが歌い出すと広告の女性たちが次々とルビー・キーラーに変わっていき、今度は暗闇をバックにキーラーの顔だけパネルを持った何十人ものダンサーたちがそれを揺らしながら踊り始め、一頻り踊ったかと思うと全員が集まって巨大なキーラーの顔を作り出し、その目にクローズアップすると中々キーラーが出てくるのだ。続くレビューシーンも朝起きてからの風呂や化粧を100人くらい並べるショットの強さが頭おかしい。だって風呂が100個くらい並んだショットとか観たことないでしょ。しかも、バークレーショットの真ん中から人がカメラに向かって飛んでくるという意味分からんシーンまで存在し、締めは引きのバークレショットを突き破ってパウエルが出てくるという最高にイカれたものだ。バークレーショットって真上から100人くらいの人間万華鏡を上から撮ってるショットなんだけど、女優がカメラに向かって飛んでくるとか頭おかし過ぎでしょ!!

結末をもうちょっとなんとかして欲しい感じはするが、このレビューシーンで満足っすね。人生ベスト。
神。地球上で一番優れた芸術作品と断言していいレベルの傑作。色々バークレー演出のミュージカル映画観てきたけどぶっちぎりでぶっ飛んでるし最高。
ディック・パウエルとルビー・キーラーが歌うI Only Have My Eyes On Youは人生ベストレビュー。バークレーの中ではぶっちぎりで最高。広告の女性の顔がルビー・キーラーに次々と切り替わり、顔のアップからレビューが始まる。色々すご過ぎて脳みそじゃ処理しきれない。ルビー・キーラーの顔の目が開いて彼女が直立のまま出てくるシーンがあるんだけど、よくこんなつなぎ思いついたな。特撮かSFのワンシーンみたいで意味わからん。最高すぎ。ディゾルブで街の人々が消えるのもやばい。中平がディゾルブは幽霊みたいで嫌いとか言ってたけどまさに幽霊みたい。
表題曲のDamesもヤバい。いつものバークレーショット(俯瞰)から、女性がキャメラに向かって飛んでくるなんて誰が思うだろうか。ベット、時計、鏡台を使ったレビューも神。いちいち繋ぎも上手すぎる。
最後、ディック・パウエルが顔だけ突き破って出てくるのもおもろい。
このようなレビューにとってつけたような話もしっかり面白い。ほぼずっと寝てるボディガードとか鏡をうまく使って映っていない舞台を映したりするのとか上手すぎ。最後の暴動をもうちょい長く描いてくれてたらより素晴らしかった。
GaPTooth

GaPToothの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

字幕も吹き替えも無い。他の作品中(VHS)で、偶然本作をライル・タルボットの解説付きで鑑賞できた。

ストーリーはともかく、とにかくミュージカルシーンが素晴らしい!

振り付け&演出は、ブロードウェイ出身のダンス演出家で[ショットの天才][カメラの魔術師]と呼ばれたバスビー・バークレー。

バークレーが得意としたのが俯瞰撮影。計算され尽くした仕掛けが一斉に動く。舞台が動き、ダンサーも動く。万華鏡を覗いているかのようで、幻想的ですらある。

蛍光塗料を塗ったバイオリン🎻を使ったり、大勢のルビー・キーラーがでっかいキーラーの顔を織り成すなどのアイデアが最大限活かされている。

劇中劇である「ブロードウェイの子守唄」での集団タップダンスも圧巻。
シュールリアルな美しさと躍動的なダンスにうっとり(〃´o`)。
呆然、唖然
(日本語字幕がなく、内容は曖昧だが)

ok go?集団行動?AKB?
生まれるこんなにも前から全ては完成しているじゃないか……

視覚の刺激を目指すこれからの娯楽映画をちゃんと観れる気がしない


研究対象『巨人と玩具』では冒頭に野添ひとみの映された写真が増えていき風で飛ばされるという描写があったり、女性のモチーフの増殖が特徴的です。
それで教授に観ろと借りさせられたのがこの『DAMES』

さすがだな……こんなキッカケがなければ世の中にある数多の映画を観ずに死ぬのかな……