サン・ルイ・レイの橋の作品情報・感想・評価

「サン・ルイ・レイの橋」に投稿された感想・評価

1700年代のスペイン領ペルー。
巡礼地の帰り道の橋が崩落し、5人が死ぬ


死んだ5人の生涯を調べる事で、神の意思を解明しようとした、
と断罪された修道士は、異端審問の結果、火刑となる。

誰も気にかけなかった死者の人生を、彼はたどる決心をし、6年かけ書物とする。
しかし、神の意思はどこにも。

見えて来たのは、
近しい人間にさえも、
この書物でしか伝わらなかった、
各者各様、様々な深さの愛。

そして、死んでしまった者たちが、ようやく辿り着いた希望。
そして、遺された者たちに変化が訪れる。

死者それぞれの人生を通して、それを描き出す、そんな話。  

何度も見返すと思う。

原作にふれたくなる一本。
KMD

KMDの感想・評価

3.7
再鑑賞。キャスト豪華で予算も膨大、なのに日本未公開で評価も激低の一本。個人的にはテーマに凄く惹かれるし、やや長いけどそれぞれの人間を丁寧に描けてる良作だと思う。
宗教的な見地なのに事実を調査していく姿勢が新鮮。雰囲気や演出もいい。
犬

犬の感想・評価

3.0


18世紀のペルー
橋が落下し、5人の命が失われるが、それを不審に思った聖職者は独自に検証を開始する

一応、ミステリー
ただよく分かりませんでした

過去

駆け引き
演劇もあり

女性たちが印象的

世界観は良かったです
18世紀のペルー、険しい渓谷に架かる橋を渡ろうとした5人が崩落事故によって命を落としてしまう。その場に居合わせた修道士はこれがなんの神の啓示か調べ始めるが…

ハリウッド1の演技派俳優
!!ロバート・デニーロ!!
出演の歴史ドラマ。実際にペルーで起きた事件を元に書いたピューリツァー賞受賞小説が原作で映像化は3回目だとか
TSUTAYAプレミアム無料期間中に動画配信にないデニーロを鑑賞。


  「何が神の意志なのか」


レビューたったの10!!(笑)
神の意志を探るというタブーに迫った修道士と彼が調べた崩落事故被害者達の人生を追う歴史物語。
若干のオムニバス式でそれぞれの人生や苦悩を追っていく形だが、18世紀のペルー自体あまり映像で見たことがなかったので新鮮。
そもそも1900年代なのに中世ヨーロッパみたいな街並みと衣装とカツラなの!?生活に宗教がかなり根付いているんですなぁ~、観劇とか楽しそう。
なぜ善良な人々が命を落とさなければいけないのか、宗教を信仰している方々の永遠の課題的なものなのかな?
無宗教の自分にはある意味主人公の修道士を理解できた。

キャストが意外と豪華!!
デニーロは大司教役として怒鳴りまくり!ウルセェ!
それより良かったのは彼の名優ハーヴェイカイテル。
共演シーンみるだけでニヤニヤできちゃう昔ながらの友だが、今作は彼の優しいおじさん役が心に染みてくる。
あとは『ユージュアル・サスペクツ』のガブリエルバーンと
『ミザリー』のキャシーベイツ、あとチャップリンの孫がいました。

何故このアプリでそんなに見られてないのかわからないが、
そんなに悪い作品ではないです。
ただ、たぶん二回目は見ないでしょう(笑)

デニーロ好き、18世紀のペルーを知りたい方、そして神のご意思に疑問を感じてる方にはオススメの作品
くぅー

くぅーの感想・評価

3.4
18世紀のペルーはリマ、山奥のとある聖地へと続くサン・ルイ・レイ橋が、たまたま渡っていた5人を巻添えに落下してしまい・・・その崩壊を偶然に目撃した司祭は感じるものがあって、その亡くなった5人の素性を調べたら、なぜかある共通の女性の名前が出てきて、それを書物として出版したが、神の意志を無視して調べた行為は異端だとし、司祭は裁判に掛けられる。

一応は実話ネタで、そう、異端裁判を軸に、ミステリーかつサスペンスな展開を見せるのだが・・・結局はそこに行き着かないのが、やはり不完全燃焼に感じる。
要は様々な愛の形とも言えるのだが・・・メリハリに欠けるがゆえ、中だるみ感がスゴい。

それをカバーすべく?名優共演にはなってるし、時代考証もしっかりはしてるが・・・面白くもなくつまらなくもなく、抽象的な余韻になったのはもったいないかと。

なお、キャストでは、大司教役はロバート・デニーロだが、見せ場は少ないのが残念。
ハーヴェイ・カイテルもソツなくはこなしてはいるが、彼の実力からすれば、可もなく不可もなく。
むしろ、キャシー・ベイツが一番印象に残り、貫禄ある熱演だった。
さらには、ガフリエル・バーンやF・マーレイ・エイブラハムらの芸達者なサポートにニヤリ。
けーな

けーなの感想・評価

3.1
見ている人が非常に少ないし、レビューを書いている人が1人もいないので、驚いた(2017.7月現在)。

ロバート・デ・ニーロ目当てで見たが、キャシー・ベイツ、ハーヴェイ・カイテル、F・マーリー・エイブラハム、ガブリエル・バーン(「ユージュアル・サスペクツ」が印象深い)など、実に豪華キャスト。

南米ペルーで起きたサン・ルイ・レイ橋の崩落事故という実話をもとに、ソーントン・ワイルダーが1927年に書き上げ、1928年にピューリッツァー賞を受賞した小説を映画化したもの。

橋が落ちた事故によって、5名の犠牲者が出た。修道士ジュニパーは、神が、その5名を選んだことに理由があるのではないか?と考え、その5名の生前の暮らしぶりについて詳しく調べ、本にした。しかし、そのような行為は、神への冒瀆に当たると、ジュニパーは、異端審問にかけられる。

まず、この映画を見て、一番驚いたことは、18世紀に、ペルーでは、当時のヨーロッパの貴族と同じようなカツラや衣裳を身につけていたんだということ。カツラというのは、例えば、モーツァルトなどの音楽家がつけていたカツラと言えば分かりやすいだろう。中世のヨーロッパで、宮廷や貴族の男の人達が、正装の時にかぶっていた、あのカツラである。そのような中世ヨーロッパの風習と文化が、ペルーにもあったということに、まず驚いた。スペインの占領下であったからだろうが、今では、ペルーと言うと、マチュピチュなどの古代遺跡や、独自の民族衣裳の方が印象深いので、とても意外に感じた。

とにかく、豪華キャストの演技と、前述したような中世ヨーロッパの雰囲気を持つ凝った衣裳の数々を見るだけでも、一見の価値はある。しかし、今一歩、何かが足りなくて、あまり惹きつけられないのも確か。異端審問を執り行う大司教役のデニーロは、迫力あったが、宗教的な要素を把握できないせいもあり、理解し切れない映画だった。