人が死んだ時、主人公は本人ではなく残された人であると常々思う。
ちょっと近くに住んでいたある男が死んだ時、それはちょっと棘になってちくっと胸を刺す。
それでも本当に何も変わらずに日々が進んでいく。
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ホセ・ルイス・ゲリンの向かいにに住む集合住宅で投身自殺した中年男性 彼の自殺時の状況や生前を追うドキュメンタリー
近所の人々から話を聞いていくうちに人となりが浮き彫りになっていく
女性側は死を辛…
彼は誰にも相談せず消えてしまった。バルセロナのアパートで男は身を投げて自殺した。男の周辺に状況や思い出を取材するドキュメンタリー。
カラカラに乾いたバルセロナの街並みに建つ情緒溢れるアパート。チェ…
去年の妻からのクリスマスプレゼント。
やっと落ち着いてパッケージ開けました。
初・ホセ・ルイス・ゲリン。
ヨーロッパ飛び降り自殺もの(?)は
去年末に名古屋のミニシアターでうとうと鑑賞…
「人生で大切なのはコミュニケーションだ」と話してるおじさんの背後で、その友達の"ロバート・ミッチャム"が「俺も混ぜて〜」的に近づいてくるのかわいい。
チェロを弾く鼻ピアスの女の子もカッコよかった。佇…
自己の認識している世界は自己で完結し、利害の無い限り周りの人の生活へは大して影響しない―。
そんな当たり前の事を気付かせてくれる作品です。
本作は監督の住まうマンションの道路向いのマンション、そこ…
人の死を過去のものに簡単に変えてしまうことをまざまざと見せつける日常という名の魔法。
1人の死を軸にしたときに、まるで日常に麻痺させられた人々のような切り取られ方がなされてるようで、やはりゲリンの不…