安藤忠雄設計の建築物「風の教会」の修復作業をする短編ドキュメンタリー。
ナレーションは一切なく、映像のみが淡々と映し出されていくだけなのだが、これが観てて非常に心地良かった。自然と建築の調和がなんと…
洗い流される水の教会、ディティールへの凝視、反射された光線の手触り、建物が物質から建築へと変わったり、時に物質のままでいたりすることを許容するようでいる。文明が作り出したものがその与えられた意味を超…
>>続きを読む直前に見た「色彩論〜」によってこの映画の説得力が増されていた。
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光と光ならざるものが、色をつくる。
鮮烈だった。
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「何か」越しに見るショットが多かった。
水、光と影、風と空気。
これらによっ…
安藤忠雄建築。クロスがたくさん。どうやってバッハを録ったのだろう。蝶とやもりのシルエットや高圧洗浄の靄のなかの通路がよい。養生された家具とか、リニューアルされなあとの音楽とカメラワークがなかなか貴重…
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