女の子が可愛い。出てくるモチーフもりんごとか空き瓶とか、小さい頃集めた宝物みたいな可愛さがあった。女の子も産まれたてな無垢な感じだしね。なのにそれぞれ意味深で。人間になる描写も瑞々しくて好き。
だか…
こんなレビューが難しい作品は久しぶり。観た後にモヤモヤ感がすごく残りました。オダギリジョーが廃棄対象の空気人形を見ながらこう言います。「残念だけど、燃えないゴミだ。まぁ僕たちだって死んだら燃えるゴミ…
>>続きを読むありそうでなかった設定、
映像が綺麗で、ペ・ドゥナの透明感がすごかった。
いろんなシーンがあるけど全部切なかった…
終わり方が非常に、ひっぱってひっぱってで、すぱっと終わらなくてもやもや。てことで…
とても面白かった。空気人形ゆえの切なさと寓意。好きな人の息で満たされる幸せ。息を吹く、吹きかける、ため息、風。存在しつつげるために必要な「空気」。一見空っぽだけれども、人間もたいしてかわりがない。で…
>>続きを読む『生命は 吉野弘
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命はす…
淡白な映画。人が生きてる上での虚無感そのもの。ペドゥナはこういう役柄多いなーと。彼女の白くて細くてドーリーな感じ嫌いじゃないけど。たんたんと進む中でどうしてもペドゥナが死んだアラタを捨てたシーンがわ…
>>続きを読むー「心」を持つことは、切ないことでしたーー 人形が心を持ってしまった視点から描かれた作品。 誰かの代用品と何度も作中で印象付けられるのだが、心の有無以外は人間も代わり等いくらでも居るし、老いていくと…
>>続きを読む(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会