チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセットの作品情報・感想・評価

チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット2008年製作の映画)

Poultrygeist: Night of the Chicken Dead

上映日:2013年03月23日

製作国:

上映時間:100分

3.7

「チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット」に投稿された感想・評価

こんなにバカで下品で救いようがない映画は観たことない!
怪作であり傑作!


Z級映画界の楽しいオジサンことロイド・カウフマン率いるトロマが放った、スカンクのオナラよりも強烈なバカグロホラーコメディ!


舞台はいつもの街トロマビル。
先住民の墓地だったのを更地にしてチキン料理のチェーン店が開店。そこは鶏への虐待やら何やらで全世界の鶏大好きっ子たちから連日の抗議をうけているようなレストランチェーンでした。
そしてついに、鶏たちの積年の恨みと土地を奪われた先住民たちの怒りが融合合体し、恐怖の鶏ゾンビが誕生!
気色悪い卵入りのチキンを食べた人々が次々と鶏ゾンビと化し、大狂乱が始まるのでした!


・・・なんじゃこりゃ(笑)
最高だよ、さすがはトロマだよ!
馬鹿馬鹿しいにもほどがあるだろ!
観れば、「ああ、トロマだなぁ」と癒されること請け合いのトロマ純度200%!
つまりはくだらないんですが(苦笑)、それがトロマ作品の良いところなのです。
分かってやっているわけで、そこかしこに変なセンスが光ってるものだから履いて捨てるのは勿体ない。
「悪魔の毒々モンスター」も何故かヒットしたわけだし、本作のテイストも全く同じ。

もう、冒頭の墓地のシーンからして腐ってるのが良いです。
どうしてホラー映画だとこんなところでセックスに励もうとするのか理解不能なのですが、男女が裸でアレコレしながら「大学に行かない僕を見捨てないでよ〜」「お金持ちのボンボンに囲まれても私はあなたのモノよ〜」などと嘘八百な会話をしています。
普通なら、ここでゾンビが現れて二人とも食い殺されちゃうわけですが、地中からたくさんの腕が出てきても「なんだか君の手が色んなところを弄ってくれて気持ち良い!」などと能天気によがる始末でして、結局殺されないまんま。
代わりに、斧を携えた覗き魔のオッサンが範馬勇次郎なみのパンチを受けて悶絶死しちゃいます。
ここでゾンビのことなんか知らんまま助かったカップルが主人公だっていうところからして、本作が普通じゃないバカ映画だと高らかに宣言しているかのようです。
観ている我々はそれを察して、そこから始まる茶番劇をゲロ吐きながら観続けるか、もしくはDVDを割ってゴミにするかの選択をしなければならないのです。
まぁ、実際は割ってしまうとレンタルの場合たいへんなことになってしまうので、一旦トイレに行って気持ちを落ち着かせてから続きを鑑賞しましたよ(←実話)。

突然、ヘタウマなミュージカルになるのに閉口しながらの前半は、正直いってかなりかったるかった。
偏差値が低すぎるミュージカルシーンがやたらと長いし、ゾンビよりもウンコの出番の方が多かったりして、かなり萎えてしまいました。
続々と登場するチキンレストランの店員や抗議活動家たちのキャラクターは個性的で非常に濃いのは分かりましたが、とにかく全員もれなくバカばかりというのは流石にやりすぎじゃないかと、そんな風に真面目な気持ちで観ていたのが間違いの元であり、これがトロマ映画だということを忘れかけていたのがいけなかったのだと思います。
不真面目な映画なのだから、こちらもサッカードイツ代表の監督みたいに鼻クソでもほじりつつ、なんならヨダレ垂らしたまんま股間でも弄りながら観るべきだったのです。
そんなわけで、再びトイレに行って気持ちを整えてから(←実話)後半を鑑賞しました。
すると、どうでしょう!
奇跡のように面白いじゃありませんか!
それまでの停滞したムード(つまりはスベってた)は何だったのか、怒涛の快進撃の始まりであります!
まるで散々ディスられたんで奮起したサッカー日本代表のようじゃありませんか!

ボンクラ店員の一人が客にだすチキンに自分の○ー○ンをかけようとアホな事していたら、間違って自分をミンチにしちゃった辺りからギアが一段あがって良い感じに。
ちなみにミンチになった店員はハンバーガーとして転生して大活躍します。
なんでだよ!

本格的に鶏ゾンビたちが大発生してからは更に二段、三段とギアがシフトアップ!
レストラン店内は阿鼻叫喚の地獄と化して、そこら中で頭がもがれたり、顔面が茹で上がったり、足を捥がれて「やっぱりモモ肉だよね〜♪」と調理されたりと、やんややんやの大虐殺パーティーにパーリーな鶏ゾンビたちは大興奮!
それを目の当たりにした主人公たちは生き残った店員や神父と逃げ出しますが・・・。

後半は狂ったギャグも歯車が噛み合ってきたのか、愉快痛快、自然と笑いがこみあげてくるようになりまして、外から襲来するゾンビ軍団をどうするのかと思ったら、○○○のプレートを○○にして助かるとか、もう下らなすぎて死ぬかと思ったけれどバカを極めていて思わず破顔しちゃいましたよ。
はぐれた女の子がママと「再会」する件や、いつも自爆ベスト着用のアラブ女子の「正体」など、道徳心のカケラもないような不謹慎ネタも連射連発、あめあられ!
そうかと思うと、実はインテリなのかカウフマン先生、食品加工問題や人種問題などにも切り込む鋭さを無駄に見せて、そのどれもが腰砕けのギャグに使われてしまうのだからたまりません。
カウフマン先生自身、どうしてそこにいるのか説明が全然ないキャラクターを熱演されていて、奇声をあげながらライフルを乱射したり、鼻からクチバシが飛び出てきたりと大車輪のご活躍が微笑ましかったり。
日頃から何か溜まってるんでしょうねぇ。一応、社長業だし。

ゾンビどもが溶かされる反撃シーンは「人類SOS」を彷彿とさせるし、唐突に派手なラストは「ダーティーメリー、クレイジーラリー」の如きで、アメリカンニューシネマを追想したかったのか何なのか分かりませんが、ドライブインシアターにピッタリな締め方に度肝を抜かれると同時に腹がよじれるぐらい笑かしてもらいました!

全編とおして、とにかく汚らしいので、例えばデートのお供にはこれ以上ないぐらい相応しくないことを永久保証致します。
よほどこっち系の趣味な彼女じゃない限り、「今夜はこの映画を観て、怖くなった彼女としっぽりしちゃおう」なんてのは絶対に無理!
たぶん、肥満のオヤジがトイレでウンコまみれになる辺りで、グーパンチ🤜又は、この世で最高に最悪な罵倒を浴びるかして、その恋は終わりを告げると思いますので要注意DEATH!

ところで、チキンネタを超がつくほどお下劣ざんまいに仕上げたカウフマン先生は、とりあえずカーネル・サンダースの墓前で謝ったほうが良いかと思います。
そうしないとカーネルゾンビに大事なタマタマを唐揚げにされちゃっても文句言えませんよ(汗)
ほんと、マジに酷いもの!
クリスマスとは何ら関係ない映画ですけれど、日本でならハッピーバーレルを買いこんでのクリスマスパーティで本作を上映するというのもオツじゃないですかね?
きっとゲロまみれの素敵な聖夜になると思うので、どなたか自爆願望のある方のチャレンジをお待ちしております。


まぁ、観終わってみるとですね、ジャンクフードまみれの我々現代人の健康状態を皮肉った、もしかしてとても深い映画なのでは・・・なんて思ったのも束の間、マイケル・ジャクソンの「スリラー」をパクったエンディングで脱力しまくりにされるという罠が待ち受けていましたよ。

オヤジの汚いオケツやショッカー怪人みたいなセリフを吐くゾンビ、そして掃除が尋常じゃないほど速い店員に会いたければ、グログロのドロドロですけれどオススメ・・・しても良いのか、コレ(汗)?!
観たら脳や目が死ぬかもしれませんよ〜、Be careful!


レンタルDVD(GEO宅配)にて
地元住民の反対を押しきって先住民の墓の上にフライドチキンショップをオープン!
先住民とニワトリの呪いによってニワトリ型ゾンビが大量発生するって話☆

エログロバイオレンス、ド下ネタ、超お下品で彩られたド底辺映画ですが、シニカルに世相をブッた切っている側面もあり、なかなか侮れません☆

悪趣味映画ファンなら是非とも押さえておきたい一本(* ̄ー ̄)☆
osaka

osakaの感想・評価

3.8
ムカデ人間2でもあったけど、うんこが高圧洗浄機見たく勢いよく飛び散る映画、好みかもしれない
6cm

6cmの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

びっくりする程、ゲロだしうんこなんだけど、これはミュージカル映画好きな人に見せて怒られたい!
迫りくるゾンビの群れがCLOSEでガッカリして帰る所とか、おっぱいがパカッとなってヒナにご飯あげる鶏ゾンビも愛しい。

にしても、後半絵面がグジャグジャすぎてフムスが無事でも細かく追求しなくていいやって思えるし、自爆もギャグにしちゃう所好きだわ。
トロマ映画版『グリーンインフェルノ』。
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

3.7
血とゲロとうんこの向こう側、、、

そんなものはない!どこまで行こうと汚いもんは汚い!
とりあえず、1時間我慢して観ること。そこから素晴らしい世界が広がってる(^^)
あのエクストリーム映像は中々の実物。

お母さんテロネタで笑ってごめんなさい…
堊

堊の感想・評価

4.5
大学を出たものの、いまは地元のピザ屋で働く、高学歴フリーターのアンドリュー。好きだった女の子はもういない。未来はない。やることなんか何もない。堂々巡りのネガティブ思考でやさぐれている目の前に、虚無感に苛まれた熊と、凶暴なイルカが現れて…。「えっと、だから、どうすれば楽しくなれるかなんて、もうわかんないんだよ。どうしたらいい?」


butの言い方がおかしい。「ヴァァァアット?」
最初から下品過ぎてびっくり、笑うしかない。
墓場でヤるカップルとそれ見てシコる浮浪者と地面から出た根っこみたいな謎の触手
ノるまでだらだら下手くそなミュージカル見せられてまじかーって感じだったし、これを勧めてきた友達にラインしようかと思ってたけど鶏ゾンビが来たあたりからギア入った。いやこの緩急何⁉
クソと緑の液体撒き散らしまくりで終始汚い。
綺麗な画は無し。びっくりするくらい無い。
今まで見たことないとんでも映像のオンパレードでここまで来ると清々しい。
男の人のおっぱいが膨らむ→それは卵で雛が孵るってクレイジーにも程がある。
いろんな方面に喧嘩売りながらこんなエログロに特化したゾンビ映画なかなかお目にかかれないでしょ。
最後のオチも本作らしくて呆気なかった。
ptzkk

ptzkkの感想・評価

4.1
体調によっては泣ける。謎の液体と血液と糞の量は世界一。屁の音も超ラウド。首も無くなったら新しく生やせばいい。おっぱいの中身って透明のゲル状なんだね
黒羊

黒羊の感想・評価

4.3
「チキン・オブ・ザ・デッド悪魔の毒々ハッピーセットお持ち帰りでなんとかかんとか」

前回までのあらすじ
りょーこ氏とワイスピ・スーパーコンボを鑑賞後、シェラスコ「バルバッコア」で肉に舌鼓をうち、僕らは酒を買い込んで「ホーボーウィズショットガン」を鑑賞。これで終わりかと一安心するも映画友達「りょーこ」さんは股間から次のDVD、「チキンオブザデッド〜悪魔の毒々カウフマンなんとか」を取り出し、プレイヤーにセット、再生するのであった…

人物紹介

[りょーこ氏]
埼玉県出身。現在「落合南長崎」が最寄駅の地域在住。グロ映画・アクション映画、そして自身も指導レベルであるくらい、驚異の歌唱力を誇り、洋楽からミュージカル映画の歌を難なく歌えるくらいミュージカル映画に強い。胃袋の中に特殊な細菌が繁殖しているのか、肉料理やお菓子だけで健康状態を維持出来る。スキンケアは一切行わないらしいが白く美肌。日光が苦手で浴びると皮膚から緑色の液体を出し保護する。海外のカッコいいおじさんや筋肉隆々の男性が好みで、街で見かけるガン見してヨダレも気にしない社会的にヤヴァい顔をするので注意が必要。本名は山崎恵子。


[黒羊]
おいどん。40歳を超えてから左肩四十肩、右肩四十肩、肋間神経痛、謎の目眩、謎の高熱・歯茎が腫れてブヨブヨになる、これらを乗り越えるも現在は左足に足底筋膜炎があり、湿布と靴中敷(インソール)で治療中。酒もタバコも量を控えているのに何かしら体に問題を抱える。仕事は前年度より業績が良かったのにクソみたいなボーナス額で人生にやる気を無くし酒の量が増加中。

[ロイド・カウフマン氏]
映画配給会社トロマエンターテイメント社、社長。この映画でも出まくりで歌って踊る狂ってる社長(褒め言葉)。詳しくはwikiで。

[きざしさん]
大阪在住のイケメン美容師。天王寺駅でチンピラに暴行されて倒れていた所を、某多店舗展開の美容院オーナーに拾われ、努力の末、地域マネージャー兼取締役まで登り詰める。グザヴィエドラン映画やレオナルドディカプリオが好き。美容院に来た女性の髪質や輪郭、服装の好みを瞬時に見抜き、「君を…シンデレラにしてあげるネ…」と耳元で呟き、頬に軽くチッスするも女性は目がハートになるので訴えるどころか「キャア素敵ッ!また来ます!」と歌舞伎町ホストもビックリな美容技術を誇る。日々激務だがオフは海外ドラマを最近は漁っているとの噂。黒羊に名作ドラマ「ゲームオブスローンズ」や「This is US」を勧めてくれる優しい人。本名は山田鉄雄。


[ロペスくん]
シェラスコ食べ放題「バルバッコア」◯◯店の気さくな従業員。牛のイチボを優先的に席に運んでくれる気さくな方。岩塩のみで味付けされた牛肉とワインで最高な肉タイムが味わえるバルバッコアさんいつもありがとう。


〜映画鑑賞終了

今回も、「肉が!映画を観るのに肉が足りないンでスよぉおぅ!」とりょーこ氏は血が出るまで髪を毟り出すので急いでデイリーヤマザキの唐揚げや辛味チキンを買い占め、鑑賞前に皿に盛って出すも、10分も経たず、【僕の唐揚げ】まで平らげた。

この映画鑑賞後の…行き場のない気持ち。

凄かった。トロマ社やカウフマンさんの事は知らないが「毒々モンスター」や「毒々モンスター東京」は観ていて知ってたが…

ここまでアホやって、グロくて汚くてグロいのに爆笑できる作品はまさに芸術。神は細部に宿る。そんな作品は大好きです。

ツッコミ所なんてここで書けないくらい展開しまくり。やりたい事をここまでブチ込んでるのに…ここまで面白いとは!凄いわカウフマン氏。

もちろん「本当にアレな映画」なので誰にもおすすめなんて出来ないが、グロありゲロあり、全裸レズあり巨乳(未加工)ポローンあり、トドメは歌って踊るとか…もう限界突破な超作品でした。びっくりしました…

びっくりと言えば、どーせまたりょーこさんに自分の唐揚げが食べられると思って、唐揚げの1つに、中にわさび塗りまくったのに全く効かない、吐き出さなかった事。
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