バーニー みんなが愛した殺人者の作品情報・感想・評価

「バーニー みんなが愛した殺人者」に投稿された感想・評価

Taul

Taulの感想・評価

3.0
『バーニー みんなが愛した殺人者』実際に起きた事件を街の人の証言を中心に展開。ドラマとしての面白さはないが、ジャック・ブラックの芸達者ぶりで見せる。善人の悪行やその罪と罰をどう考えるべきなのか。リンクレイターがコメディタッチで投げかけた倫理の授業用のような映画。

2014年11月鑑賞
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
同一人物の持つ良心と悪しき心の二面性。彼についての周囲のインタビューを連ねることによって人物像を描き上げる静的な作りが面白い。人間の評価がいかに脆弱なものの上に築かれていくか考えさせられる。
お目当てだったJ.ブラックはこの作品ではシリアスな役所だが、歌や踊り、エンタメ性高いパフォーマンスに彼の魅力が出ていた。
TAKA

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3.3
実話なのか…
どれだけバーニーは好かれてんだ町中の人たちに。バーニーは殺してるのよ。犯罪じゃんか!
nekoneko

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3.3
実話から生まれた作品
主演はあのジャックブラック!
ロッカーではなくてジェントル✨な葬儀屋さん…

1996年に実際のテキサスの田舎町で起こった殺人事件を取り上げている「犯罪実録ドラマ」です
それも!陰鬱さは全くない!コメディタッチで進行していきます
町の人達の証言を挟みながら物語は進んで行くけれど…観る側の賛否が分かれそう…

嫌われ者の👵老婆役をシャリーマクレーンが演じているけれど……彼女の気品?と可愛さが際立っています💓

でもこれだけ街の人達に擁護される「殺人犯」もなかなかいないのも事実で笑っていいのか?どーしたものか困りました💦(特にエンドロールで)

真実はひとつ!コナン君のようには行かない…今も服役している彼の真実は彼にしかわからない…私は逆に怖くなったなぁ…💀

コメディの監督さんに「貴方ならどう思いますか?」って問われてるような気もする

亡くなったお婆さん👵と観た舞台がレ、ミゼラブルって凄くない?笑
実話ってところが最高に面白い。まるで町中の人々が洗脳されてるみたいに見えるけど、自分の近場で起きたら戸惑っちゃうかも。そのぐらいダーニーがいい人過ぎて、最初の方はもう逆に怖かったぐらい。

それでも、人を殺したことには変わりない。だから、どれだけ優しい人でも、辛い環境に閉じ込められてしまえば、過ちを犯してしまうってことが凄く伝わる。町の人たちに親しまれていても、その外野から見たら殺人鬼の肩書きの方が重いからね。

優し過ぎるのも気の毒だなあ。私だったらお金を沢山貰ってもあんな環境下にいたくないからなあ。なんだかいい教訓を得られた気がする。あっという間に時間が過ぎていった映画でした。
波空歩

波空歩の感想・評価

5.0
ジャックブラックにピッタリでした!
ドキュメンタリー風に進んでコメディ感少なめで、実話なので、見応えもちゃんと有り!!
くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
うん、こういうのを味があるコメディと言うんだよな…抑制の効きまくった展開に終始ニヤリ(笑)

1996年はテキサス州で実際起きた殺人事件をベースにしたコミカルな作品…主演はジャック・ブラックで、あのルックスに口髭で狙った様な風貌も、そこを逆手に取り、とにかく控え目な演技で、徹底的にジェントルに描く。

その演出はドキュメンタリーに近く、ある意味でコーエン兄弟監督を意識したかの様なアプローチで、この摩訶不思議な集団心理ケースを絶妙に浮き彫りにする…っと、たった4発撃っただけで、5発じゃないわって発言には笑った。

そう、もちろんシャーリー・マクレーンにマシュー・マコノヒーもナイスなアシスト。
arch

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3.3
これが実際起こった事件だというのだから驚く。
本作を見て"善人"とはなんなのかを考えさせられる。根っからの善人、キリスト教的な救世主を連想させるような人物とは本当に存在するのか。多分いるのだろう、しかしそこには他者との関係の中で都合の"いい"関係であるだけであり、多少打算的であることを忘れてはならない。
毎日怒鳴られ束縛されても怒らない、それは美徳ではないのだ。"いい人"とは本当に周りに物を与えて害のない存在と一概には言えないのだ。

また田舎という閉鎖的な世界の共通思想のようなバーニー像もかなり恐ろしい。彼らの中でもう既に明確に善悪が決まっていて、人殺しという事実があっても覆らない状況。多くの町民の視点で語られる本作だがそれらは次第にホラーテイストになっていくように思えた。

ジャックブラックの珍しい演技も見応えあり。ただ、面白いかというと疑問符の残る作品でした。
mira

miraの感想・評価

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色々思い当たることがあってみたのだけど、これって2013年なのかってそこにびびる。「バーニーはいいやさしい人」みたいなところすべて胡散臭く聞こえるのがオモロい。この手の作品って、なんだかんだ本当らしく見せてバーニー側に肩をもたせたり、逆にバーニーを敵にも見せれると思うんだけど、それすら放棄しているというか、そこすら見透かして作ってそうな印象を受けた。
怖い。
土着信仰みたいな、小さな町の町民が全員同じ方向を向いてる怖さ、人殺した後に普通に笑って踊ってるバーニーも、必死で人を化物に仕立て上げようとするマコノヒも、鬼ババアも、その家族も、なんか怖い。トランプ支持者が半数を占めるこの国の人々だからさらに怖い。
倫理観の低い人々から倫理を問われるカオス。
誰もが柔軟な思考を持たず、1つの思考に囚われ、多面性を無視する。
んでも最後には神様がどうにかしてくださるらしいから、平和なもんだねえ。
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