クッキー・フォーチュンの作品情報・感想・評価

「クッキー・フォーチュン」に投稿された感想・評価

特に目新しい何かが
あるわけじゃない

それでも
楽しかったのは
どの人物も
魅力的だったからかな
STARLET

STARLETの感想・評価

5.0
【ストーリー】
ある日、平和な田舎町で、夫不在の寂しさに耐えられなくなった老婆クッキーが自殺します。クッキーはきちんと遺書を残していました。しかし第一発見者の敬虔なクリスチャン、クッキーの姪のカミールは、その遺書を隠滅し、ただの自殺を殺人事件に仕立て上げてしまいます。
真っ先に、故人の世話をしていた黒人のウィリスに容疑がかかり逮捕されますが、決定的な証拠はなく、様々な人物を巻き込んでのドタバタ捜査が始まります。

警官の一人はウィリスの友人なのですが、その彼がウィリスは犯人ではないと言うシーンが何度かあります。その理由を問われると毎回、「何故なら、彼は釣り仲間だからだ」と自信満々の顔で言います。その回答が好きでたまりません。

物語は意外な結末を迎えますのでとても面白く、そこへ行きつくまでのかなり和む群像劇は、ロバート・アルトマン監督の真骨頂です。

個性豊かな豪華俳優陣の演技も楽しめる、おすすめの作品。
政治や宗教への言及を、いい感じのスパイスとして香らせており、そういう部分も見事です。
じえり

じえりの感想・評価

3.0
ベリーショートのリヴタイラーがかわいい
グレンクローズ
ジュリアンムーア
ストーリーはちょいごちゃついてるけど3女優がそれぞれ素晴らしい

サロメ
YOU

YOUの感想・評価

3.9
出だしが黒人女性のブルースというのは、
タランティーノの『ジャッキー・ブラウン』を
思い出す
----------------
これはかなり面白い。
痛快だし

ロバート・アルトマン監督の映画は
『M★A★S★H マッシュ』『ロング・グッドバイ』
『三人の女』を観ている。
みんなクセがある。
それがアルトマン監督の特徴なのだろう。
それらと比べると今作は
かなりマイルドだ。カジュアル。微笑ましい。笑える。
こういうのも作れるんじゃん、というのが率直な感想

「釣り仲間だから」という理由が
口癖の警官がいい。
ナマズ釣りで頭が一日の住人たちも。
ジュリアン・ムーアがさすがの演技力だ

アルトマン監督作品をもっと観たい。
『ザ・プレイヤー』『バレエ・カンパニー』あたりか
Kedjenou

Kedjenouの感想・評価

3.9
アルトマンとしては珍しく、眼差しの暖かい映画でした。

リヴタイラーステキです。
犬

犬の感想・評価

3.5
なまず

復活祭目前の週末
一人寂しく暮らす老女クッキーは、長年一緒に過ごしたウィリスに最期の手紙を残し、お気に入りの宝石で身を飾って拳銃自殺を図る
横たわるクッキーを最初に発見したのは、彼女と反りが合わなかった姪のカミールだった
そんなカミールは手紙をとっさに飲み込み、殺人事件だと証言したことでウィリスが逮捕され……

点数

小さな町の騒動

人間模様
血縁関係が問題に

少し笑える

捜査も着々と
顛末が面白すぎる!

芝居が良かった
保安官と愛し合いすぎ〜

リヴ・タイラーのボーイッシュな感じも好き
グレン・クローズは少しおかしい人でした
コーラがコーラを飲みたがる
dude

dudeの感想・評価

3.8
南部の田舎町にて老婆の自殺を殺人に偽装したせいで厄介なことに。なかなかとんちがきいてる。酒場の外壁を写したタイトルバック。石像?にズームするのは『バード★シット』でもやってたが何だろう。
pika

pikaの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作!最高!こういう映画に出会えるから映画鑑賞は止められない。
バーから酒をかっぱらって夜中に酔っぱらいながら若い女の乗っている車に声をかけ、寝静まった裕福そうな家に台所の窓から侵入する小太りな黒人、、、って非常に画一的な印象を植え付ける登場からその印象をガンガン覆していく演出がめちゃくちゃ粋。「ワルぶってるけどめっちゃいいやつ」理論を巧みに用いているというか笑
その演出によってまんまと黒人ウィリスを好きになり、そのウィリスと親しそうに軽口を言い合うクッキー婆さんにも秒で惚れ、クッキー&ウィリスの血の繋がらない家族の立て直し人情ドラマが始まるのかと想像して涙目になったところで勝手に抱いた妄想をぶち壊す衝撃展開に泣いた。
宗教観も文化も疎いので(じゃぁ語るなよというのは置いておき)不明瞭な感想なんですが、暗に教会(カトリック?)批判があるのかなと、体制批判?感謝祭の日に教会で劇をする姉妹は敬虔なクリスチャンであるが町民には避けられており、皆と交流を持つウィリスとクッキー側と対立している。誰が一番隣人に優しいのかとか、勝手に作ったイメージで自分も他人もコントロールするのは人を人と思わぬ体制ってやつなんじゃないかとか。事件の隠蔽はボロクソだけど、世の常としてはそちらが勝つのではないか、「正直者がバカを見る」っつー格言にツバを吐きかけてくれる素晴らしいドラマなんだけど、映画的な説得力とは違うところで非常に御伽話的な味わいがある。展開に毒気がないところが逆に異端な感じ。その点が個人的に非常にツボったところなんだけど、そこにアルトマンらしい反骨精神があるのかなとかなんとか。

シーンのすべてがウィリスか姉妹の姉かの人間性を物語っていて、その二人の対立でドラマが展開しながら対比が描写される。演出的に楽しいリヴ・タイラーのいちゃこらシーンなんかはドラマ的にはなくてもいいけどウィリスとの関係性においては意味を成していたり、ゆるーい逮捕や捜査などの中盤の展開なども穏やかな空気の中なんでもないようなテンションでとても大事なことが当たり前のように流れていったりして隅々素晴らしい。徹頭徹尾クールな視点のままハラハラさせつつもキッチリ溜飲を下げてくれてめちゃくちゃ粋。ドラマよりもディテールを大事にしているところに魅力が詰まりまくっている。

リヴ・タイラーのクールビューティーな見た目と優し気ボイスの合わせ技が最高!役者の印象とキャラのギャップがアイコン的な魅力になってる。
最後までおバカを演りきったジュリアン・ムーアの多才っぷりも。口角を真一文字にキュッと閉める漫画みたいな表情をよくあんな風に演じれるなぁ、すごく良い!
sakuda

sakudaの感想・評価

3.3
とある町の小さな幸せをたくさん見せてもらえる映画。アルトマンはとにかくすごい。
Ichiro

Ichiroの感想・評価

3.9
ブラックジョークの効いたコメディ。アルトマン作品にしてはエンタメ度の高い作品のように感じる。戸棚の扉の不穏な存在感、そして劇中劇のサロメとプロットの絡み方がアルトマンらしかった。
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