黒い下着の女 雷魚の作品情報・感想・評価

「黒い下着の女 雷魚」に投稿された感想・評価

qwert

qwertの感想・評価

3.3
暗くどんより淀んだ雰囲気
赤いタイルの浴室
水滴で穢れた鏡にも映し出される殺害シーンは
とても美しく
監督の美的センスを感じた。


◇◇鑑賞記録・あらすじ引用◇◇
人妻の紀子は、入院中の病院から抜け出してとある地方都市へ出かけ、不倫相手の田辺に会おうとするが叶わなかった。そこで紀子は、テレクラで知り合った裕幸とモーテルで関係を持ってしまう…
浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.6
カフカ(変身)とカミュ(異邦人)の奇妙なる結婚。異人にすらなりきれなかったもの同士が共食いはよって、かろうじて延命してゆく一幕。
猫

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5.0
おそろしいほど面白い。群像の瀬々。あのモーテルは素晴らしすぎて反則。
Us

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4.3
傑作
サモハンキンポーみたいな女なんなんだ
すね

すねの感想・評価

5.0
おぉ…。めちゃくちゃかっこいい…!好き!これ、好き!

始めからかっこいい…。音楽もいいなぁ。

始まった瞬間、絶対に面白いやつだと思った。それからずっと面白い。先が読めない。すごく暗い話なんだけど、終わった後、全然落ち込まない。脚本がすごくいい。

セリフが好きだ…。

風景の瀬々…。
瀬々敬久監督好きだな…。

カメラ長回しもいいし遠目から移すところもすごく好き。タイトルとなる「雷魚」はどこの料理店も引き取ってくれない役に立たない魚なんだってね…。それはこの映画に出てくる人たちのことなんだろうね。ラストそんな人間が生きる希望を見つけられるのか…?

どんより…。

どんよりって言葉がよく似合う。目の前に広がる風景が、空が、暗い、こわいよ。出てくる人たちみんな暗い、暗い、暗いよ…どんより…。すんなり入ってきてくれる。少しだけ留まってゆらゆら~ってどこか行っちゃう。そんなイメージ。すごく好みのピンク映画だった。
mossei

mosseiの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

雷魚とは登場人物の誰かを指してそうだなと思ったがまさか3人ぐらい絞れるとは…
ネット

ネットの感想・評価

3.5
ラブホでの殺人をガラス越しに捉えたショットが超かっこよかった。火をつけた死体を舟に乗せて川に流すショットは、撮り方がちょっと下からすぎる気もしたけど、まあいいや
みや

みやの感想・評価

3.0
冒頭のカットはタルコフスキーを想起する詩的カット。火の中で苦しむ魚が映画の鬱蒼さを体現してるかのようだった。
Tyga

Tygaの感想・評価

3.9
閉鎖的な死とでもいうべきなのかな。
誰にも影響を与えることのできない非社会的な死を描いているように感じた。


あえて浴室のタイルを原色の赤いものにして、血をみせるというよりは、そこにある肉体を際立たせる視覚的効果。

最後の極めて日常生活的なシーンのスローモーションが希望を感じさせる。

見せ場はまさかのタルコフスキーショット。
chica

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3.5
鬱屈とした感じがずっと立ち込めている映画。なぜかこの映画の音楽が頭から離れない。

実際にあったテレクラの殺人事件を題材にしているそう。
女優さんの目が忘れられない。
赤い浴室に流れる赤い血
赤がとても鮮烈だった。
泳ぐ魚、死んだ魚
北関東の廃れた感じ
そして痴呆のおばさん?もいい味出していた。

なかなか自分ではこういう映画見ないので、見られてよかった。
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