1990年前後の風景が懐かしくて、夜の街の楽しさと危うさがうつくしい
あの頃、路上では色々な人たちがいました
身体を売る女たち(男たち)、路上パフォーマー、わけわからんアクセサリーを売る人たち、街…
娼婦のフリして色目や窃盗で男から金を巻き上げ、その日暮らしを送る若い女。女はあるとき町でパントマイムをやっている青年と恋に落ちる物語。
エリック・サティのジムノペディ、バッハのG線…
「見ず知らずの私を泊めてくれてありがとう。
あなたはきっと、良い人なのね。」
20分間の短編です。
白黒フィルムで、セリフは少なく、多くのシーンで音楽が流れています。
夜、若い女性が線路際の道を…
1991年
バブルの残滓。
私もその時代を生きてはいたが、
その時代の大人達を冷めた目で見ていたが故に、
まさに「その時代が産んだ」、という作品は、
愛憎渦巻き痛痒くてとても平常心では観ていられ…