人造の水の作品情報・感想・評価

人造の水1953年製作の映画)

Eaux d'artifice

製作国:

上映時間:12分

3.5

『人造の水』に投稿された感想・評価

1953年、アメリカ、短編。
再鑑賞。

18世紀風のファッション(ドレス・ヘアスタイル)をした女性が噴水が迸る庭園を彷徨い、噴水に足を踏み入れ姿を消す。

ヴィヴァルディの四季をBGMに、噴水の水…

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5.0

これ単純に噴水や階段に水が反射したりとそういうエレメント的現象と主人公の内省と自己陶酔(ナルシシズム)が描かれてるけれど、本当に言葉でどうこうというより所謂 自身に酔いしれるような感覚の表現や神秘性…

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D
-
ケネス・アンガーがイタリア・ティヴォリの噴水庭園で撮影した、ギリシャ・ローマ時代に建造された500を超える、様々な噴水から湧き出るように水飛沫が織りなす幻想的な美に吸い込まれる。
mom
2.0
ここから“快楽と自由の爆発”は読み取れませんでした笑
水の表現も美しく感じられなかった。
nzk
-
このレビューはネタバレを含みます
水と女性ってそういうことか〜
反射する光のキラキラはずっと見てられる
1990
-
水飛沫と音楽との共振。融合。




ジャンルはまったく違うのだけど、ファンタジアを観たときのような感動を覚えた。

わたしたちが見ているのは果たして水なのか、それとも。
イタリア、ティボリの庭園で撮影。小人症の女性が、噴水のある庭園を彷徨い歩く。美しく、開放的な作品。

ケネス・アンガーの実験映画ですね。邦題は人造の水となっていますが、フランス語の原題を直訳すると"花火の水"。
作品は噴水庭園の中を18世紀フランスのドレスを着た女性が歩くという内容です。
噴水の水が…

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Ryoma
4.3
たぶんケネスにしては端正。隙のなさと、脳細胞をぐわっと引き千切らんと産まれてこん、跳躍的な意匠。

「マジック・ランタン・サイクル」の中の1つとして鑑賞。

噴水が印象的なイタリアの庭園と、そこを歩く中世のドレスを着た女性を映す短編だった。白黒に青だけを使った映像が印象的。

登場する小柄な女性は…

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