鉛の墓標の作品情報・感想・評価

鉛の墓標1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

3.4

『鉛の墓標』に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.0

【日本が貧しかった時代の物語】

若松孝二監督作品。1964年作。 

貧しい生い立ちの若者が、ひょんなことからヤクザのボスに雇われて殺人業に従事し、そのカネでかねてから好き合っていた女の子と結婚し…

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【詳述は、『血は太陽よりも赤い』欄で】甘めテイストから入り、抜き差しならぬ映画的完成形が現れる。大きな予算が与えらる道に選ばれていたら、おそらく若松はスピルバーグ·コッポラの成果を越えていたろう。

B級精神溢れる若松孝二のシャープなアクション映画。野上正義のデビュー作。「組織と殺し屋」の物語だ。冒頭、縦構図の道を野上が警官に肩を撃たれながら逃げる、車の下に入る、地面すれすれのローアングルで警官…

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一

一の感想・評価

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野上正義のデビュー作。「社会に貸しはあるが借りはない」が口癖の活きのいいチンピラがヤクザに拾われて殺し屋になっていくピカレスクもの。日活でこういうのありそうって程きっちりジャンルムービーとして仕上が…

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この組織は家族を持つことを許さない。
この組織が家族なのだ。

同じく若松プロダクションミニシアター応援基金でフィルマークス未掲載の欲望の血がしたたるも拝見。
バカな男は皆殺し!なフェミ映画でもある…

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