女を避け仕事一辺倒な人生を生きてきた初老の美術鑑定士(ジェフリー=ラッシュ)が、いい勉強させてもらうトホホ映画。
主人公が宙ぶらりんなまま放り出されて終劇したのが監督の狙い通りならば、「完璧…
なんとなく観るのを躊躇っていた作品だったが、面白かった。
この作品に感じる「余韻」を言葉で表現するのは難しい。
それは観方によって余韻が変化してしまうように思えるからだ。
加えて、原作と日本語版タイ…
前評判よき→(前半)なんかつまんないかも→(途中)面白くなってきた→(最後)え、悲し
少なくとも美術ミステリーを冠するのは違うだろ。『ダ・ヴィンチコード』みたいな感じならわかるけど。
伏線を意図的…
分かってはいても、最後の表情を見ると「どうか夢であって…」と願ってしまうほど可哀想になってしまった。どんでん返しへの興奮より同情の方が優ったのは初めて。
でもヴァージルもけして出来た人間では無かった…
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