ジャ・ジャンクー監督作とは相性良いのか悪いのかはっきりしない中、今作は『長江哀歌』の次に好き。きちんとタイトル通りに手ざわりが生々しく、重みあるものに感じられて良かった
4エピソード中、2つ目だけ薄…
新世紀ロマンティクス公開記念でとりあえず自分が観られるジャ・ジャンクー作品を観なおそうかなと。
公開当時は初めて商業ベースにのる様な映画だなぁって思いました。
オフィスキタノもしっかり協力してくれた…
🇨🇳4つの地方都市、4つの血塗られたカルマ
どうにもならなかった人達が、迷い続けた路頭の極北で触れた罪
実話をベースにした事件、淡々と紡がれる町並みは
急成長する都市との格差が開くばかりの田舎町…
接点のない4つの事件がオムニバス調で繋がる映画なのですが、社会批評と叙情が渇いたタッチで交差していき、ただただ観てるしかできなかった。
何がそこにあり、何が無いのか。
暴力へ走らせたのは何か。
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オムニバス作品形式で、少しだけ登場人物は交差する。とにかく近代化してしまう前の時代がロケーションに現れてどの景色も画になる。広い中国国内の地域性の違いはあれど、時代に落ちこぼれる苦しいと人々は自分の…
>>続きを読む市井の人々が絶望と憤怒から起こす衝動を、孤立した4人のエピソードで描くジャ・ジャンクー監督の衝撃作。
唐突な裏切り、唐突な暴力、唐突な死。
本当に嫌な人、どうでもいい人、とことん鬱陶しい人、どうにも…
『長江哀歌』のイメージがあったので、中国の急速な経済成長の陰で貧富の差など社会の不条理に苦しみ止むに止まれぬ犯罪を犯してしまう人たちの心理と周辺の人間模様を寓話的に表現しているのかなぁって思って観て…
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