黒い下着の女 雷魚の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒い下着の女 雷魚』に投稿された感想・評価

瀬々、井土の佳篇。鈴木卓爾殺しはカミュを連想させる。新人佐倉萌は、本作の後も、黒沢清の「蜘蛛の瞳」に出演。売れっ子になったのか、99年は16本の出演作がある。
ユーロスペースにて、

性欲という三大欲求のうちの一つに翻弄される人々。それに対する男女の価値観の違いであったり、当時の男女の社会的あり方を強く感じた。
「赤」の色使いが見ていて美しくて、話全体の温度感は低めだけど、男女間…

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だからもう、するな、セックスを
きったない工業地帯のラブホの真っ赤な浴室の雷魚カッコいい

非常に素晴らしい浴室殺人映画。

孤独な人々の様子を泥にまみれた魚に例えるのって『うなぎ』の影響かなと思ったけど制作年同じなんだな。
『うなぎ』や『トカレフ』、石井隆のバイオレンス映画みたいな90年…

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ロケーションが良い。特に真っ赤な風呂場と血の色彩。
らく
3.9
自分の口で噛み砕けない
すばらしい映画
moon
3.3

不倫相手に捨てられた持病持ちの女が、テレクラで偶然会った男を刺し殺す。暗い過去を抱えた人々の間で殺人が連鎖して行く、生々しい愛憎劇。荒涼とした風景をとらえたショットが良くて、ちょっとキム・ギドクを思…

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こんなタイトルだけど、クソみたいなポルノ作品ではなく、クオリティは高いとは言えませんが、観た後、嫌な気持ちになる昭和の鬱映画でした

映画の冒頭、本物の魚の「ライギョ」を粗末に扱うシーンがあります…

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