中上の原作から。
短編の断層とは、19歳の地図では、絶望の向きが違うが、どこに怒りをぶつければ良いのかわからない主人公の気持ちが感じる。何と葛藤してるのだろう。映画だとより湿度を感じられたので小説派…
本当にそこで生きてるかのような、当時ならではのエネルギーが伝わる。
根は本当に良い人なのにコンノさん。。
「どういう具合に生きていけば良いのか、分からないなあ」のセリフが、心にぶっ刺さる。
嫉みや仕…
記録
【傲慢】
童貞浪人生絶対殺すマンと化している本作。巷で持て囃される眩しい青春映画の裏に、本物の青春を描いた映画があるのだ。ムワッとした湿度が堪らない、何も持たないクセして高慢ちきな学生を見…
結局最後電話越しに言ったきりでなんにもできないどうしよもない世界の片隅なのがすごくいい
かさぶただらけのマリアさまが階段から落ちるシーンとか紺野が中原中也の春日狂想の話をするところすき
みんなダ…
「右翼思考」の主人公は、新聞配達の仕事で嫌と言うほど目にする「この街の貧乏で馬鹿な奴ら」を嫌い蔑み、暴力で制裁に出る⋯
それは、町のガスタンクを爆破し、新聞代を滞納している「ターゲット」を一斉に吹き…
浪人期にありがちな、何者でもない自由と、周りの人間よりもっとマシな何者かになりたい焦燥感との狭間で、青春をすり減らして生きていく様がエモい。あんな環境で受験勉強できる訳ないし、若さを持て余すばかりの…
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