十九歳の地図の作品情報・感想・評価・動画配信

『十九歳の地図』に投稿された感想・評価

Beaip
4.0

『どういう具合に生きていったらいいのか分からないな』

生きづらさを抱え、生きるのが下手な人たちも葛藤し不器用にも生きていかなければならない。全編に70年代の鬱屈とした空気感が滲んでいる。中でも主人…

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初柳町光男にしてもうファンになっちまった。!『ジョーカー』よりも『タクシードライバー』よりもイタくて悲惨。
沖山秀子は毎回こんな役やるやん。

昭和のクズ野郎を延々みせられてげんなりするただただ暗い青春映画
そのくせ字ばっかり丁寧に書きやがって
そんなもんばっか綺麗に書いてどうする
絶対みないだろあとから
あと犬殺す奴は死ね
この手のやつは…

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小説を勧められたから観てみた。青春大好き人間だから楽しめそう。

中上健次の短編を柳町光男が製作・脚色・監督した名作。sひゅつ園舎が凄い。マリア様の沖山秀子、店主に山谷初男、他にも原知佐子、白川和子。そして紺野役の蟹江敬三。圧倒される人選。柳町の2作目。本作から快…

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原作は戦後生まれで初めての芥川賞作家の中上健次。同氏とは同郷で高校の先輩。中上氏原作×柳町氏監督3作品はじめ、中上氏原作の映画化された作品はほとんど全て観ているが、やはりどの作品も忘れ難い。好き嫌い…

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中上の原作から。
短編の断層とは、19歳の地図では、絶望の向きが違うが、どこに怒りをぶつければ良いのかわからない主人公の気持ちが感じる。何と葛藤してるのだろう。映画だとより湿度を感じられたので小説派…

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このレビューはネタバレを含みます

本当にそこで生きてるかのような、当時ならではのエネルギーが伝わる。
根は本当に良い人なのにコンノさん。。
「どういう具合に生きていけば良いのか、分からないなあ」のセリフが、心にぶっ刺さる。
嫉みや仕…

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4.1
このレビューはネタバレを含みます
全員どこか癖のある登場人物ばかり
主人公も性格が悪いが、朝早くから新聞配達して頑張っている、、、
一番印象に残ったのは、最後マリアがゴミの中から綺麗な衣装を見つけて喜ぶシーン
隼人
3.6
当時の北区の街の雰囲気が匂いまで生々しく伝わってきて貴重な映像だった。
蟹江敬三さん演じる紺野さんが今の綺麗な役者さんには出せないガチのダメ人間の感じが出ていてすごかった。

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