冷血の罠の作品情報・感想・評価

冷血の罠1998年製作の映画)

製作国:

上映時間:99分

ジャンル:

3.3

「冷血の罠」に投稿された感想・評価

とぅん

とぅんの感想・評価

2.7

このレビューはネタバレを含みます

全編に渡って黒沢清×哀川翔作品を匂わせる雰囲気。
過去の事件をきっかけに自警活動していた男が、犯人視点を意識するほどに、逆に狂気に取り込まれちゃうっていう。
一体、渋谷区桜丘という街はどんな磁場が広がっているというのか•••。

翔さんは黒沢監督作に出てる時の印象にかなり近いのだけど、この映画の西島秀俊は結構新鮮な佇まい。
派手な事は起きず、終始淡々としてて、ずっと不穏な空気が画面に纏わりついているのは流石。
カカオ

カカオの感想・評価

1.4
妻がビルから飛び降り、残された夫。
その妻の兄は、飛び降りた原因を作ったと夫だと責める。しかし、殺されたと信じている夫は真犯人を追い求める。自身で近所軽犯罪を含めて全ての犯罪に対して捜査を行い、その後、犯人の気持ちになりきることを追求するまでエスカレートする。結果、自らも殺人鬼に変貌していくサスペンス。

ロン毛でヒゲ面の男は、言われなければ誰もわからない西島秀俊。















なぜ、録画予約を決断したのか全く思い出せない。とりあえず、最後まで鑑賞した。
ゆりや

ゆりやの感想・評価

1.8
西島さん目当てで鑑賞。
古い渋谷駅南口方面の映像が見れてよかった。
内容はそんなにピンと来ず…。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

1.5
探偵に扮した哀川翔兄貴が妹を殺した犯人を追うという物語だが、黒沢清作品のような「殺意なんて巷に散らばってますよ」的な雰囲気が途中からしんどくなって気分がだるくなってしまった。そして通常のアクションを否定するかのような演出もしんどさを加速させている。でも一番致命的なのはヒロインに全然魅力を感じないところ。唯一の癒しは要所要所に出てくる下元史朗と田中要次の刑事
kkkkkkkkk

kkkkkkkkkの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

犯罪に目覚めた瞬間の、走る西島さんの顔

黒澤清、こんなウェットな映画撮るんだなと思ったらぜぜさんだった
色鉛筆で器用に彩色された地図、絵〜上手いな〜とか哀川翔はやっぱしメンズティノラス着てんな〜とか気が散るが、渋谷南口から桜ヶ丘の坂道の途中まで歩く哀川翔の目線の映像のノイズ感から、自販機に硬貨を入れるとこ現実のカメラに切り替わるラストシーンがよかった。あと音楽もいい。哀川翔の歌はない。屋上で焼かれた地図、平面に置いた地図から発火している場面も素晴らしい。
りっく

りっくの感想・評価

3.8
渋谷区桜丘を舞台にした団地映画であり、風景の切り取り方が抜群にいい。瀬々敬久作品は事件が引き起こされ物語が転んでいくことが多いが、まるでその土地や風景の中で生活しなければならない環境によって、人間が狂わされていき、事件が引き起こされてしまう感覚すら抱かせる。

本作は哀川翔や西島秀俊が出演していることも相まって、どこか90年代黒沢清映画の匂いさえ感じる。ある事件を独自で追いかけ、事件があった土地をなぞることで、加害者と被害者が同化するという踏み越えてはならない向こう側へと誘われ、全てが曖昧になってくるサスペンスだ。
探偵に身辺警護を依頼した女性が何者かに殺害される。
この事件が数年前に自殺した妹との接点が浮上し、自殺を機に関係が悪化し音信の途絶えた妹の旦那だった義弟と事件の真相を追うことになる。

この過程で義弟の現在の恋人と妹の自殺の因縁、義弟が探偵に抱いた怒りなどが明るみに出る。

サイコサスペンス、ミステリーの構造だけど、主眼は事件によって生まれてた3人の感情の捻れ、喪失感、狂気を画くことに置かれてる。

特に義弟、自殺の原因を自身の浮気(相手は現恋人)だと探偵に責められたことで、大きな歪みが胸に刻まれる。
実は妹は見知らぬ男にレイプされた、自殺はそいつのせいだと強固に思い、独自で犯人捜しをする。

ここからの展開が怖い。犯人の足取りを掴むほど、自身の中に犯人が宿ってしまい義弟自身がシリアルキラー化する。

なかなかおもしろく見えたけど、90年代はこーゆーの多かったなって印象。
正直は別に観なくてもよかったかなって感じ笑

CSの瀬々敬久監督の特集の録画なんだけど、そもそもそんなに瀬々監督好きじゃないんだよ。
何で撮ったっていうと、義弟の恋人役が黒沢あすかさんだったからなんだよぉ。
おれは彼女の変幻自在な演技と独特の妖艶さが好きなんだよ😍
たぶん、性格もいい人だと思うんだ、某SNSでおれをフォローしてくれた上にリプまでしてくれるぐらいだからさ😄

とりあえず、今のとこベスト・オブ・黒沢あすかさんは「六月の蛇」と「冷たい熱帯魚」だね😬💨

あと、徐々に狂気を小出しにして、最後に全開にサイコになる義弟の西島秀俊の演技は見事だったよ。
notitle

notitleの感想・評価

3.8
妹を自殺で亡くした探偵と、真相を追う義弟の話。90年代、時代と共に変わりゆく、渋谷という街が生み出した狂気の連鎖。憎しみや後悔、自己肯定、環境等が人を創り出してく。上下左右に入り組んだ街並みが良い。確かに、様々な部分で黒沢清感が溢れている。
miyagi

miyagiの感想・評価

2.5
最初セリフ少なくて状況だけでストーリーを進めていくのに好感を持ったものの、セリフが出てきた途端、セリフがものすごく白々しくて冷めた。
西島秀俊いいと思わないけど、今回もそうだった。
「地図が変わっちまった」みたいなセリフ寒い。
POVとして撮られた画も安っぽい。
黒沢清感を感じ取ってしまったのも個人的にはマイナス。
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