光る女の作品情報・感想・評価

「光る女」に投稿された感想・評価

うまる

うまるの感想・評価

2.4
武藤敬司のプロレス映画。

キャラの造形が漫画臭すぎて白ける。
なんか相米慎二のファンタジーは切なくて居心地が良いのが、ずるいよなあ。

このレビューはネタバレを含みます

 1987年作品。主演はプロレスラーの武藤敬司。
 はっきり言ってしまえば、駄作。個人的に、80年代の終わり頃の映像とか見ると、なんだか世界の滅亡直前のような、そんな印象を受ける。それが画面に蔓延していてて、映像的にはキレイなのかもしれないけど、観てて鬱っぽくなっちゃって、ダメだった。ストーリーも意味不明だった。
大傑作。
ロマンポルノの香りがすると思ったら脚本は田中陽造大先生でした。「ワンフロムザハート」みたいに、電話する相手が画面の後ろに現れるシーンが好き。あと、水のないプールでのセックスシーン。
武藤敬司が彼女の自宅でのセックスを目撃したあと地下道を延々と歩き、そこらへんの女に絡むっていう移動撮影&長回しのシーンもすげー好き。
リアリティは一切ないけども、人間の感情のリアリズムがちゃんとしてればリアリティなんて必要ないんだね。っていういい例の映画でしたね。
ひろ

ひろの感想・評価

4.4
119分 159カット。

フェリーニが日本映画を撮るとこんな感じか。

武藤敬司のぶっきらぼうな喋り方が、野生感を容姿以上に醸し出して、とても良い。
秋吉満ちるのたどたどしい喋り方も愛おしい。

59〜64カット目で、婚約者・安田成美が抱かれてるのを目にして、
65カット目、高架下を「俺の嫁になってくれや」と見知らぬ女を追い回す長回し。この長回しは感情の昂りが凄い。
画面奥の高架の先の舗道は濡れていて、夜のネオンを反射している。

『光る女』では、印象的な電話シーンが2度ある。

67カット目
ピアノを弾いている秋吉満ちるが電話が鳴って、画面手前に置いてある電話に出る。
照明が少し落ちて、画面奥に電話相手の安田成美が現れる。
秋吉満ちるは床ごと回転して右へ捌けて行き、カメラは画面奥の安田成美へ。
少し経つと秋吉満ちるが画面内にまた現れる。
終話と共に画面奥が真っ暗になって安田成美が消える。

126カット目
前のシーンではステージに立って歌う秋吉満ちる、それを見ていた武藤敬司。
126カット目は、外から室内に居る秋吉満ちるを撮っている。雷が鳴って大雨が降り出し、秋吉満ちるが電話に出ると、カメラが引くと、外の電話ボックスに居る武藤敬司が映る。

この電話の2カットは、別の場所に居る2人が同一ショットに収まっている。『雪の断章 -情熱-』でも、電話する2人を同一ショットに収めていた。

あと、カメラが凄いのは、137カット目。
秋吉満ちるが小屋の中で「風が刺さる。痛いよ」と言ってる(小屋の中は風が吹きまくっている)。カメラが小屋の外から小屋の中に入って、振り子みたいにカメラが動いて、その後、小屋の中をカメラが動き回る。

145カット目は、丸太の橋の下をカメラがくぐるし、
149カット目は、病院の外を車椅子に乗った安田成美を武藤敬司が押してるのを正面から撮っており、敷地の端まで来たら、正面に居たカメラがグーっと上がって、武藤敬司・安田成美・秋吉満ちるの後方へ行く。
この2カットも面白い。

150カット目、病院から出て来た武藤敬司が鼻をほじってスーツに擦り付けるのが、何気に好きだったりする。
あとは、セックスシーンを「濡れ場」と言うが、99カット目は、プールでセックスするから、マジの「濡れ場」だ。こんなロングショットのセックスを観たのは、『やくざ観音 情女仁義』の川でのセックス以来。

この作品は一刻も早くHDリマスター版を発売すべき。91カット目、朝方のシーンが暗くて何も見えない。
あらや

あらやの感想・評価

1.6
武藤敬司が結婚を迫りまくりながら屋台をひっくり返すとこだけ良い。
Tyga

Tygaの感想・評価

4.0
綱渡りみたいな映画だ。
この感覚は言語化できない、何かを感じ続けたのは確かなんだけど。
相米コンプった!
最後に残してしまったこちらが一番の珍作だった。

こんな実験映画を作る一面もあったのね。
武藤敬司の衣装は2パターンしか無かったよ。

新宿ロケ多し。
とりあえず滝上の名は覚えた。
グレートムタ〜!
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.5
今は新宿西口から晴海埠頭にバス出てないらしい。四ツ谷から出てる。
槍魔

槍魔の感想・評価

3.9
相米偏差値の低い自分には少しばかりついていけないところがチラホラ。
水を抜いたプールでの終りなきセックス。
赤一色のスーツなど多々笑わせていただきました。
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