逆襲獄門砦の作品情報・感想・評価

「逆襲獄門砦」に投稿された感想・評価

和製ウィリアム・テル。
幕末期でも幕府側が敗走してる時期の田舎が舞台ってのは珍しく感じた。

千恵蔵ら農民たちの戦いと藩主・代官の政争がイマイチ噛み合っておらず、人物捌きももたついている。
それでもハっとするような画面が多いし(家老親子が城内を歩く移動撮影から襖ごしに姫を登場させるとこが素晴らしい)、千恵蔵の熱演が痺れるので普通に面白い。

監獄島に流れ着いた息子から女の死を聞かされた千恵蔵のリアクションが、「ええ〜」とマスオさんみたいな声で言うので吹いた。
月形龍之介演じる悪代官が理不尽な重税と強制労働を強いるので民衆が爆発する話。ラストの代官所討ち入りのシーンが凄まじい。
子どもの頭にのせたミカンを弓で射るのを見てやっとウィリアム・テルだとわかった。