57年再公開タイトル『清水港代参夢道中』。舞台演出家の千恵蔵は、「森の石松」の演出に苦悶していた。ソファーで寝入ると、夢の中。なんと、石松に。 広沢虎造の浪曲で綴る代参夢道中。「鴛鴦歌合戦」の翌年の…
>>続きを読む常盤操子と広沢虎造が走る姿を捉えたカットの連続と黒ずむ顔の異様な迫力。終盤の殺陣に向けた筋立ては喜劇に傾かず丁寧に死ねない理由付けをしているが、そのオチは馬鹿馬鹿しくし、歌の合いの手をわざわざ取り…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
これもリマスターして欲しい傑作!冒頭、夜の竹林で襲いかかる黒駒一家を相手に奮闘する森の石松(ここは沢村国太郎)。一閃をひらりと躱し、切り捨てて走る。周りを囲まれる中、助太刀に駆け付けたはずの都田吉兵…
>>続きを読む片岡千恵蔵 (石田勝彦・舞台監督 演出家)
仝 (森の石松)
広沢虎造(照明部員広田・
仝 (旅の浪花節語り虎造)
沢村国太郎(石松の役者・
仝 (慌ての六助)
澤村アキヲ=長門裕之(芳太郎)…
「森の石松」の舞台に向けて演出してる千恵蔵パイセン。うまくいってなくて怒り狂って寝て覚めたら突然タイムスリップして清水港へ…そしてオレッチてば石松になっちゃった〜⁉︎という話。
有名な浪曲にある通…
〖1940年代映画:コメディ:時代劇:日活〗
1940年製作で、スランプ気味な演出家がふて寝して起きたら過去へタイムスリップし森の石松になっちゃったっていうコメディのような時代劇らしい⁉️
なかなか…
このレビューはネタバレを含みます
とにかく轟夕起子が寅次郎忘れな草の浅丘ルリ子ばりにキュート。馬鹿は死ななきゃ治らない。の意味とはこういうことだったのか。恋愛馬鹿。オール怪獣大進撃と並び。オールタイムマイベスト級に面白くてタメになる…
>>続きを読むこの時代にこんな設定の日本映画があったのか!と驚いたのもつかの間、途中からタイムスリップした意味も薄くなり普通の股旅モノになってしまった。
フィルムがカットされているせいか、各エピソードの配分も変で…
1940年の作品。そして片岡千恵蔵先生を意識して見たのは初めて。
舞台の上では利点だろうな、顔が大きく、表情も魅力的。
現代部分も石松部分も、ポンポンと運ぶ台詞が楽しい!
現代の秘書とのやりとりとか…