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THE EMBRYO
「胎児が密猟するとき」とても意味深で魅力的なタイトルだ。男が女を密室に監禁し、暴力を振るい続けるという分かりやすい展開だが、"胎児=主人公の男"という歪んだ人間性がこの作品の肝である。
不能の男が女性を監禁して虐待するというストーリーは悲惨だし、台詞の数々も足立正生らしい観念的なものばかりなのにそれが鼻につくことがなく映画としての完成度が高いのは全盛期であった若松孝二監督の卓越した…