ぼくは知らない
何が起こって
何が行われて
何が消えてしまったのか
何を抱えて生きていたのか
何に突き動かされて生きてきたのか
衝動と思考の本音を
聴いたことはない
失いたくない
生きているか…
生まれて初めて下北沢に行ったとき、古着屋でこの映画のチラシをもらった。
ポレポレの垂れ幕を総武線のホームから何度も目にしていたのに、当時は観に行く勇気がなかった。
それからも時々この映画を思い出した…
演出とか台詞とか狙ってやったであろう部分については、正直自分は薄ら寒さすら感じた。ただ、生きるという事実、その強度というかどうしようもないものは感じて、それがまとまりのよい意味に消化されないまま残る…
>>続きを読む先に書いときますがこの映画に関しては自分にとってもかなりパーソナルなものなので他人に対しておすすめするとかそういうものでは全くないです。
ドキュメントパートのメインの被写体の一人は知り合いだった人…
数年ぶりに知人とスクリーン越しに再会。
人となりを知っているだけに見ていて辛くなるところもあった。
痛々しい青春の群像劇とその裏にある葛藤がぐるぐるとして、鑑賞後にモヤモヤの波がじわっと染み出して…
8/17(日)@ポレポレ東中野
終盤に交互に挿入されていた増田さんの親へのインタビューと、女の子と監督の屋上でのシーン、そこで特に明白なふたつの世界の強度の違い(インタビューの方はノンフィクションな…