09/2025
とても好きな映画だった。
彼が「視ている」ことを通して私たちも「視る」 (それが女性に対しての特定の視線だったとしても)
歩くことを通しての街映画でもある。
世界に目が開かれている…
視線の映画。
主体の位置が変われば映される位置も変わる。顔が重なって意味が生まれたり。こちらは見えているけど見えてないみたいなのとか。
電車の使い方すごいな。
街の撮り方もすごいな。オープニングでも…
8/26
記録
セリフはほとんど、というかほぼ全くといっていいほどない。
それなのに90分近く魅せるのだから凄い。
画家?の彼が追うのは、「シルビア」という名のミューズか。
「シルビア」という名…
フランスの古都ストラスブールでかつて出会った女性「シルビア」が忘れられない青年がカフェで人間観察をしながらスケッチしていく...
ストラスブールの美しい外観、のどかな街並みを行き交う人々、徒歩や自…
画面の隅々に、人々の息づく時間と不在する記憶がゆらぐ。
台詞はほとんどなく、登場人物の心情が語られることもない。
だがそれこそがこの映画の強みで、観る者に自分の記憶で補完させる余地を与えている。
水…