ドキュメンタリーとフィクションの境界上で野心的な映画製作を続け、名匠ヴィクトル・エリセの後継者といわれるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン。
何杯ものビールを飲みながら、同じカフェで滞在する女性た…
勘違いで女性の跡をつけるストーカー映画。カフェテラスで何人もの女性をジロジロと見つめる過剰な窃視からしてちゃんとキモくて良い。人々が建物を横切り画面内に現れては画面外に消えてゆく、それを眺めるのが気…
>>続きを読む初めてのホセ・ルイス・ゲリン作品。
主人公の男が6年前にバーで話したシルビアという女性を忘れられずに街で似た女性を見かけて追いかける。やってることは完全にストーカーでかなり気持ち悪いが、街の風景があ…
個人的偏愛映画。
街中でキョロキョロする主人公の視線の対象が目移りするように切り替わっていき、またときには何度も同じ人物を見たりするのが、ユスターシュ『ぼくの小さな恋人たち』を思い出させる。
路面電…
このレビューはネタバレを含みます
音がリアル過ぎて自分がこの街にいるような気分になる。
顔面偏差値、美しい町並み、そこで暮らす人々の自然な姿、心地よい生活音や靴音、鳥の声などなど、あらゆる美でストーキング行為に彩りを加えているけれ…
このレビューはネタバレを含みます
フレーズをつけるとすると「それは“恋”だった」という感じか。
以前から知人に勧められており、やっと鑑賞。DVDを購入。
これは斬新な傑作だと思う。余計なデティールを削いだ恋愛映画の革命とも言える…
3回目
スケッチブックが風に吹かれ、その数ページが瞬時に画面左に開かれていく。そこでカットが割られ、同じように髪を左側に靡かせる女性の後ろ姿へと移る。紙と髪、そして紙上のスケッチは、イメージのリテラ…
電車やカフェの窓越しに映る人々、風で捲られるノートのページ、そこに描かれた地図、文字、elles彼女たち、、美しかった
主人公が誰なのか、シルビアが誰なのか、シルビアの顔も知らされない。そういうも…
これは、なんだ?おもしろかった
セリフが、20分くらいなく。カフェや街の女性たちを観察しているだけのような展開。ヒロインがこっちをむくようで見てるわたしがどきどきしたりして。街の喧騒ががざわざわと聞…