シルビアのいる街での作品情報・感想・評価

シルビアのいる街で2007年製作の映画)

Dans la Ville de Sylvia

上映日:2010年08月07日

製作国:

上映時間:85分

ジャンル:

3.7

『シルビアのいる街で』に投稿された感想・評価

4.7
街(都市)の偶然性というところに着目しつつ、ブレッソン『白夜』のマルトの呪いシーンのように、カメラによって切り取られる人物配置の構図はどこか魅惑的だ。
第二夜の終わりから第三夜にかけてがすごく好き
UE
4.2

眼差し・視線の映画。見る人と見られる人しかここにはいない。カフェでの人物の動かし方がドキュメンタリー的。街を捉えることも上手いけど、その中にささやかなフィクションを織り交ぜているのが映画っぽい。物乞…

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R
-
このレビューはネタバレを含みます
ポスト『ベニスに死す』。気になった女性をストーキングする。キモコワ。画と俳優の顔だけ良い。場所はフランス。最初綺麗目な人ばかり映して、最後急に多様性が出てきたの、夢から覚めた感じを演出してるのかな。
3.9

ストラスブールの美しい街並みに美男美女。時に見せる、反射や障害物を利用した面白い映し方。表情に視線。視覚的な満たされ具合がたっぷり。

ただそんな映像より、むしろ音が印象に残った。
アピチャッポン映…

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女の服、男のバッグ。
赤の差し色を共有で身につける。

冒頭のホテル、街並みの緑。

カラーが赤と緑で統一されてて視覚的にもオシャレでした。

「女の尻を追いかける」という言葉はコレか?と思うほど、…

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4.0

端正な画面にコントロールされ切ったエキストラ含めた人々の動線(視線)。
カフェでの人物配置がカットが変わる事で分かっていく編集のリズム感、視線の合う合わないスリリングさ。追いかけっこが始まってからの…

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Aoyoao
4.4

ただ、見ている。
ただ、探している。
だた、追いかける。

スペインの新鋭、ホセ・ルイス・ゲリン監督が、
息づかい・気配・街の音で綴った、稀有な(妄想)恋愛映画。

ゆったりと、独特のリズムで流れる…

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Puppe
-
このレビューはネタバレを含みます

人間観察好きにはたまらん作品でした👀

ある男(風で髪もなびくイケメン)が6年前に出会った美しい女性シルビアに会うために出会った街に再び訪れる

見つけた!シルビアだ!という女性を尾行するのがドッキ…

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Shaw
-
4.8くらいつけたいかもしれないがあまりにも取り止めがない気もする。けどやっぱり思う「天才か!?」。奇妙でユーモラスで、でもやっぱりなんだか悲しい映画なんだよなぁ。めっちゃ好きだった。
ym
5.0
不敵に笑う彼の笑顔が滑稽でも、この作品を見つめている時間は至福です。

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