ラスト・ウィークエンド(原題)の作品情報・感想・評価

「ラスト・ウィークエンド(原題)」に投稿された感想・評価

tulpen

tulpenの感想・評価

3.5
パトリシア・クラークソン演じるマダムが好きになれるかどうかで
評価は大きく分かれるような気がする。

いちいちスカしてんなぁ〜と思いながらも
手に入らないものへの憧れをくすぐるような映画でした。
中盤までのイライラモヤモヤした気分が、後半には不思議と消え去っていた。途中で観るのをやめようかと思ったくらい、モヤっとさせられたけれど、最後まで観てよかった。セシルはただ、自分の感情に正直に生きている少女みたいな人。時にはそれが仇となって自分で気付かないうちに人を傷付けてしまったり嫌な気分にさせてしまったりしてるけど、本当は心が真っ直ぐで強い女性でした。たった二時間で、こんなにも一人の人に対する見方って変わるもんなんだなぁ。。やっぱり、他人をよく知る為にはじっくりと、一緒に同じ時間を過ごすことが大切ですね。最初の印象なんていくらでも覆させられる。
ゆみな

ゆみなの感想・評価

3.3
これ、意外と退屈な映画だと感じる人が多いんじゃないですかね。私は結構好きでした。

美しい湖畔の大邸宅に住んでいるマルコムとセリアというグリーン夫妻。レイバー・デー(アメリカの国民の祝日)の前の週末、息子のテオとロジャーが妻や友人たちを連れて久しぶりに帰って来る。しかし、セリアは自分が歩んできた人生に疑問を抱き、邸宅を売ろうかどうか悩んでいた。セリアだけではなく皆それぞれに心に苦悩や問題を抱えていて、それらと向き合う週末の4日間を描いたお話ですかね。

まあ、地味な話なんですよ。
セリアはお金持ちで何一つ不自由なく生活していて、でも子供達が巣立っていった今自分には何もないんじゃないか…って言う、虚無感と向き合っているんですよね。息子達も息子達で悩みがあって、ゲイの恋人との関係性とかリストラとかね…。勿論、息子達の周りの人にだって悩みはあるんですよ。そういう、誰もがひとつは持っている悩みを見せられているので、終始どんよりはしています。
ただ、この週末が終わる頃に少しだけ気分が上向きになることと、やっぱり絵画のように美しい景色には癒されるので、時間がある時にゆったり観るのがいいんじゃないですかね。

ところで、ゲイの恋人役でデヴォン・グレイくんが出てまして!これ全く知らずに観たのでテンション上がりました。ちょっとラブなシーンもあったし!
で、彼がシャワー中に歌うシーンがあるんですけど、ここがいいんですよね。それを聴いてセリア(パトリシア・クラークソン)が涙を流して、そこから少しだけ彼女の中で何か変わった気がするんですよ。このシーンがとても好き。あとは息子の嫁と暗い部屋の中で窓枠という額縁を通して夕陽を観るあのシーンもね。

自分が子育てが一段落したときに、もしかしたらこういう虚無感に襲われるのかもしれない。そのとき、夢中になれるものが他にもあるように、やっぱり何か趣味でも見つけないとな~ってちょっと危機感を持ちました。あ、おばあちゃんになっても映画観ればいいのか。
週末に湖畔の広い実家に家族が集まってみなそれぞれ問題を抱えてて、、的な私の好きなタイプの映画やけど、金持ち過ぎやしあんまり共感できるとこがなかった。
映像はキレイやった。
あすか

あすかの感想・評価

3.0
大人になり子離れした子供達が実家に帰省して、週末を過ごす物語。

物語にこれと言って盛り上がりがあまりないけど、映像がとても綺麗だった。

あんなお家で毎日が送れたら素敵だろうな。
ayaetu

ayaetuの感想・評価

3.3
確かに言葉の端々にイラっとするものがあるよね、母さん。
成長した子供たちと親子で過ごす夏の終わりの3日間が描かれた本作。

パトリシア・クラークソン主演に惹かれ、WOWOW録画を鑑賞。
この女優さん、色っぽくて陰がある感じが素敵です。

子供たちが小さかった時の夏の想い出は、子供が巣立ち、親子別々の暮らしがあるなかでも、特別な記憶として家族の中にしっかりとあるもの。けれど、親が年老いていく中、家族の関係も変わっていく。子はいつまでも親に甘えていてはいられないって現実に、いつかは気づかなくてはならない。
劇中の久しぶりに集まる家族がちょっとしたことで衝突したり、イラっとしているところは万国共通のあるあるポイントでした。

とっても地味な作品でしたが、観る人の年齢や環境、立場によって感じるポイントが違うような、そんな奥行きのある作品でした。
wowowの録画で。家族だからこそすなおになれないという局面、場面のオンパレード。なんで、人間って言わないでいい一言を言ってしまうんだ?そんなつもりじゃないのに…、でも取り返しがつかない…もどかしさ。の、いっぱい詰まった映画でした。じわぁーっときます。
15.12.17
ちょっと寂しいきもちになった。
ナヲ

ナヲの感想・評価

3.6
子供が成長して行く過程で、母親の役割が変わって行く寂しさ。
自分ではおそらく体験できないだろう感情を少し理解できた気がして母親に電話したくなりました。
個人的には良作だと思いますが、地味な役者と地味なストーリーなので、ある程度の年齢じゃないとかなりつまらない作品かも。

日本では未公開作品。WOWOWで視聴。
レンタルもないっぽいから見てよかった。
>|