43歳、独身。リサイクル会社で障がい者たちと働くマルタン・カザンスキーが突然有名人に。
その事に戸惑い、原因解明のためにテレビ出演へ。
何をしても人気が出てしまう。
ある日突然、スーパーで見知らぬ…
そもそも論として、「理由なき注目」というのは成立しないのではないか。
「冷静なマスコミと熱狂する大衆」という対比はアイロニーなのかイノセントなのか。
有名になってからモノマネされるシーンは面白い…
派手なアクションや泣ける心情描写はなくても、なぜ?どうして?といった疑問から、じわじわと引き込まれていく映画だった。
情報が次々と現れては立ち消える時代の中で根も葉もないうわさや評判に追従する集団心…