変わり者の二人がぶつかりながらも夫婦として歩んできたが、死という最も過酷な課題を目の前に、それもバリという環境下で、感情が爆発する。生と死をテーマにした物語。
バリという、日本とは文化も人柄も自然…
斎藤工役の人の死に対する想いってのはわかる。
死に対して恐怖というよりも死んだ後の周りに対する恐怖というか不安が大きい。
出産シーンの揺れる感情も、うん、なんとなく。同時に奥さんの静かな戸惑いもわか…
食卓の会話やコーヒー、セックスなどひとつひとつの描写がすごい丁寧だった印象。
ラストシーンは「いなくなるってどういう感じなんだろう?」の答えなのかな?
割りと好きな映画です。
『人間には欲動を押…
このレビューはネタバレを含みます
ある夫婦が妹夫婦のいるバリ島へ。
病を抱えた夫は妻に怒りをぶつけたり深まっていく夫婦の溝。
妻は現地で出会った男に出会い欲動に駆られてしまう。
妹の出産は、神秘的で生と死
別の意味で性と子と感じ…
このレビューはネタバレを含みます
台詞もあまりなく静かな映画。わかりやすい起承転結もなく、人の人生の一部をそのまま切り取った感じ。
静けさの中にも人間の欲とか強さとか、そういったシーンはわかりやすく、映画の中でも目立っていた。
舞台…
©2014『欲動』製作委員会