戻る場所はもうないの作品情報・感想・評価

戻る場所はもうない2017年製作の映画)

上映日:2018年05月19日

製作国:

上映時間:39分

あらすじ

佐藤安久(63)は若年性アルツハイマー型認知症を患う妹の裕子(60)と果樹園を営んでいた。ある日、外国人技能実習生として働いていた劉が失踪してしまう。 そして後を追うように安久も消えてしまい、裕子は一人取り残されるのだが…

「戻る場所はもうない」に投稿された感想・評価

マホ

マホの感想・評価

3.6
テアトル新宿レイトショーにて。

これも同時上映のマージナルも
すごい面白いわけではないけど観応えが続く感じ。すっごく不思議な感覚になりました。
lp

lpの感想・評価

3.2
『赤色彗星倶楽部』に続き、テアトル新宿で開催されている「田辺・弁慶セレクション」にて鑑賞。

先に同時上映で過去作の『マージナル』という作品が映し出されたのだけれども、これがあまりにも「ザ・自主映画」といった感じの好き放題やっている映画で、「うわぁ・・・」と思うしかないような映画でした。
そんな訳で、よりにもよって上映開始直前に今作も地雷かと思って覚悟しましたが、意外にもこちらは硬派なドラマで上々の出来。話の余白の残し方が巧く、全体的に手慣れた演出が光る逸品でした。
惜しむらくは演出かストーリー展開のどちらかに、もう一捻りあっても良かったか。演出は海外の映画祭への出品を意識し過ぎたか、大人しくて静か過ぎる仕上がりで、もう少し動きがあっても良い気がした。ストーリー展開も余白があって良かったけど、もう少し深みがあっても良い気がした。両方とは言わないまでも、どちらか一方は欲しかったかな。

完璧とは言わないまでも、短編で監督はまだ3作目(?)ということを踏まえれば、充分満足な完成度だと思います。
田辺・弁慶映画祭②

若年性アルツハイマーを扱ったサスペンス。

ルー大柴が押さえに押さえた演技でとても良かったです。主演男優賞を受賞されました。
普通ならもっと若手に賞を、、と思いますが、これは文句なしです。
妹役の高尾美由紀さんも素晴らしかった。

「淵に立つ」好きな人なら面白いと思います。深田監督の一押しでした。それで、この映画のイメージが想像できると思います。監督、力あります。この作品で監督やめようかと思ったそうですが、「淵に立つ」観て、もう一本、長編を撮ると宣言されてました。期待したいです。

キーは、「見せない」ということです。

もう一味、ピリッとくるものがあれば、もっと良かったと思います。監督はハネケ好きと言ってましたが、それならばもっと、いい意味で「嫌らしさ」が出ててもいいと思います。