ノーマル・ハートの作品情報・感想・評価

「ノーマル・ハート」に投稿された感想・評価

Skipper

Skipperの感想・評価

3.5
重く辛い映画だが見ている間はそこまでキツくなかった。HIVが同性愛者間の奇病だった頃、その歴史映画的に見ていたからかな。ダラスバイヤーズクラブの補完というか。見終わってからは絶望とやるせなさがどっと押し寄せて来て…
各キャラクターの長台詞シーンは見応えがあります。
VIV

VIVの感想・評価

3.8
Waiting on a FriendやMore Than Thisはじめ、ちゃんと80年代にヒットした曲が使われてて嬉しくなった
マッボマは本当美しいな〜…
愛が絶望に変わる瞬間
落ち込む映画です

これは映画じゃなくてHBOの特別ドラマ枠
ちょっと雑なつくりだけれど(ライアン・マーフィーだし)、マーク・ラファロの迫真の演技は言葉にならない衝撃を受けた...
よく引き受けたなと思う
ものすごいワガママな主人公のようにも思うけれど、ひどい差別に晒されて自殺未遂をした過去とかに苛まれた結果だとも思うし...

欲を言えばジュリア・ロバーツのキャラクターをもっと丁寧につくって欲しかった



みなさんはHIV検査を受診されたことはありますか?私はあります
結果陰性だからホッと胸を撫で下ろしましたが、検査結果を貰うまでの一週間は筆舌に尽くせぬ恐怖がありました
無責任なセックスは絶対やめようと思うし、みんなも絶対そうあって欲しいと願ってやみません

“愛に性別は関係ない”かは個人の判断に任せますが、HIVウイルスは性的指向を選びません
私はこれを単なるLGBT映画とだけ思って観て欲しくはないです
ナツキ

ナツキの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しみにしてたPose1話にあまりにも感激して、ライアンマーフィーやはり天才だとなったので、彼の映画でも見ようかなという軽い理由で見てしまったけど、なんかもうやるせなさでいっぱい

マットボマーの変容ぶり。青い目で端正な顔立ちでスタイルも抜群な白人で、ロボットか?ってくらい完璧な姿だからこその、後半のエイズが進行していくにつれ痩せこけて病気に蝕まれていくのが衝撃的で見てられんかった
色んなドラマや映画で80年代のエイズについて触れられてるのを目にしてきたけど、この映画が一番この病気の恐怖を描いてるのでは?

やっと出会えた自分の味方である恋人が弱って死んでいくのをただ見過ごすしかないことがどれだけ辛いことなのか

恋人がエイズで亡くなってしまったけど、その当時病名すらついてなくて、病院が死亡証明書を出すことを拒否、そのせいで葬儀も出来ず、ゴミ袋に入れられた恋人の遺体をゴミ捨て場から引き取るくだり。

いてもたってもいられなくて荒い方法で世間にこの疫病をどうにかしろとがむしゃらに訴えていくネッドの気持ちも痛いほど分かるし、そうは言えどもただでさえゲイに対する世間の考えは厳しいのにこれ以上波風を立てるのは間違っている、着々とできることをやろうとしてる他のメンバーの姿勢も理解できるし、どっちが悪いとかじゃないしなあ。

数字で40万人エイズで死んでますって言われてもイマイチ想像できひんかもしれんけど、この映画の中の登場人物みたいに、一番大切な人が訳の分からない病気に突然かかって、なすすべもなく弱り果てて死んでいくという経験をした人が何十万人もいると考えたら胸が張り裂けそうになります
とーん

とーんの感想・評価

4.0
鑑賞後の圧倒的な無力感


強すぎるが故に人が付いてこないネッドとか、愛しているが故に捨てられる恐怖に駆られるフェリックスとか、本当に見ていて心が痛い

後半になるにつれて、それぞれの人間味のある弱さが、ネッドの強さとエイズ・死への恐怖で際立っていく
本当にやるせなさでいっぱいになる

マイノリティ商法がじっとりと広まるこの時代に、特に観て欲しい映画
さき

さきの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

考え深い難しい映画だった。終始涙が止まらんかった。映画でこんなに泣いたのは久しぶり。

マーク・ラファロさんの演じるネッドは、感情任せで厄介者だけど、誰よりも強くて誰よりも弱くて、とても人間味があり立ち向かう勇気のあるいい人だった。

過激なシーン多いけど見て欲しい。AIDSだけじゃなく、性病についてみんながもっと学ばないといけないなと思った。命がかかっているのに、見ないふりをするのもいけないと思った。差別で見捨てるのは最低。

ネッドのように、立ち上がる人がいるのは大事なことだなと思った。

どうすることもできずにどんどん悪化して終いには死ぬ、こんな恐ろしい病気が広がっているにも関わらず、異性愛者は無関心で助けようとせずゲイ達を見捨てて、ゲイたちは自分もいつかなるかもしれないという恐怖に耐えながら生きて、本当に苦しい世の中だったと思う。自分だったら耐えられないし、もし自分の恋人がこんなことになったら支えられるか、自分を保っていられるか、自信が無いと思う。
AIDSは愛し合う2人にだけ訪れる病気で、ほんとにタチが悪い。
政府が見て見ぬふりをしていなかったら、もっと助かった命があると思うと胸が苦しい。
dorami

doramiの感想・評価

4.0
1980年代、エイズがまだほとんど認知されていなかった時代、差別偏見にさらされながら病気と戦った男性達の話。恋愛映画。

この病気の恐い部分、症状もさることながら愛し合う人たちの間に表れるところだなと。
ラストほんとやるせなくて涙出る。
Megumi

Megumiの感想・評価

4.1
泣いた…。
これまでも80年代のエイズ問題モノはいくつか見てきたけど、ここまで酷かったのか!と。
マット・ボマーが最初美し過ぎて見惚れた!そこからの病魔に蝕まれていくサマが、もう辛くて見てられない…。あそこまで美しかったからこそ、それを奪われていくツラさを体感するようで見ていて涙出た。圧巻の演技。大分体重も減らしたのでは?
マーク・ラファロの役の人も、めんどくさい人だし、自分がこれまでずっと戦ってきた人だから、戦えない人の弱さを許せないっていうのもね、とても良く分かるんだけど…。
にしても、プリティウーマンの頃のジュリアロバーツは好きじゃなかったけど、今回の医師役はとてもいい。「美人」の役辞めてからしっくりくるようになったなー。
1980年代、まだエイズがゲイの病気とされていた時代に社会の偏見と戦う人たちの映画。
冒頭のウェーイ全開の感じとは裏腹に重めの内容でした。仲間が次々と感染し倒れていくのに社会からは無視され続ける…当時の人達は相当悔しく、怖い思いをしたんだろうなと思いながら見てました。
みんなより良い方向へと目指して頑張ってるはずなのに上手く行かずズブズブと溺れていくような感覚がほんと辛い…。

(どうでもいいんですがアベンジャーズ見たあとだとどうしてもハルクだ…ハルク頑張れ…と思ってしまう)

このレビューはネタバレを含みます

最初のカラフルで自由な雰囲気の映像と暗く病気に怯えて自信をなくしていく映像の差がより病気の恐ろしさを表してる。社会に聞こえなきゃ意味がない、生き続けるために攻めなきゃいけないっていうのは、プライド含めて、声を上げて存在を示していく動きに通ずるものを感じた。本当に少し前までこんな世の中だったんだなって、しかも完治する方法はまだ無い事を忘れずに気をつけないとと改めて感じた。過去の人たちが示してくれたように。
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