久しぶりの川本喜八郎作品(U-NEXTに置かれてる作品集、観るの中断してたから)。
すでに観ている川本作品とは相当毛色が違い、安部公房原作のやや容共的な作風。
その部分があるがゆえに自分にはあまり…
安部公房作品によく見られる人間の物質化、並びに資本主義批判。今回は老婆がオーバーワークで赤いジャケツに変化。
人々が心血注いで働くことで政府が人民に幸せをもたらしますよ…と。
全体的に煤けた退廃的…
安部公房の短編集『デンドロカカリヤ・水中都市』の一作である詩人の生涯🧥
安部公房特有の現実的だけども奇妙で重厚な世界観。けれども珍しく(?)希望に満ちた内容の話でとっっっても惹かれた作品だった。
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川本喜八郎監督による切り絵アニメ第二弾(DVDジャケットは人形アニメ「道成寺」のもの)。原作は安倍公房。
工場を解雇された青年は仲間を励ますビラを配る。帰宅して眠っている横で、老母は内職の糸車に紡…
安倍公房特集にて
原作・安部公房の短編アニメ。
川本喜三郎のアニメ質感と湯浅譲二の音楽が良い。特に二人で即興的に演奏される音楽。サイレントにして生演奏で上映を観たい。
生活苦しい労働者と搾取する…
疲れて果てて綿になってしまった母。糸になった母は老婆に編まれてジャケツになるが、貧しい労働者たちにはジャケツを買うお金なんかなく買い手はつかない。鼠の手により赤く染まるジャケツ。
貧しい労働者の苦…