久しぶりの川本喜八郎作品(U-NEXTに置かれてる作品集、観るの中断してたから)。
すでに観ている川本作品とは相当毛色が違い、安部公房原作のやや容共的な作風。
その部分があるがゆえに自分にはあまり…
まさに完璧な変身ヒーロー物語である。母親ははたらきすぎて一度しんで毛糸になってしまう。毛糸つまり死体なのだが正義のセーター人間として蘇生爆誕。しかしディストピア支配者その悪のブルジョアがくりだす貧困…
>>続きを読むジャケツによる温もりは幸せの象徴
内容
工場をクビになった青年は元同僚達に詩を配っていた。その間に母は毛糸になり、ジャケツになっていた。寒い冬が来る。
これを見る前に友達から、安部公房の作品…
安部公房作品によく見られる人間の物質化、並びに資本主義批判。今回は老婆がオーバーワークで赤いジャケツに変化。
人々が心血注いで働くことで政府が人民に幸せをもたらしますよ…と。
全体的に煤けた退廃的…
セピア色のパステル画によるカットアウトアニメーション(切り絵)
原作:安部公房
ネオレアリズモが好きなわたしはとっても好みだった🥹
✉️
『あなたがたは50人の首をきり、その50人分を私たちに働…
安部公房の短編集『デンドロカカリヤ・水中都市』の一作である詩人の生涯🧥
安部公房特有の現実的だけども奇妙で重厚な世界観。けれども珍しく(?)希望に満ちた内容の話でとっっっても惹かれた作品だった。
…
川本喜八郎監督による切り絵アニメ第二弾(DVDジャケットは人形アニメ「道成寺」のもの)。原作は安倍公房。
工場を解雇された青年は仲間を励ますビラを配る。帰宅して眠っている横で、老母は内職の糸車に紡…
安倍公房特集にて
原作・安部公房の短編アニメ。
川本喜三郎のアニメ質感と湯浅譲二の音楽が良い。特に二人で即興的に演奏される音楽。サイレントにして生演奏で上映を観たい。
生活苦しい労働者と搾取する…