詩人の生涯の作品情報・感想・評価

詩人の生涯1974年製作の映画)

A Poet's Life

製作国:

上映時間:19分

ジャンル:

3.8

『詩人の生涯』に投稿された感想・評価

midored

midoredの感想・評価

4.5

原作安部公房、アニメーション川本喜八郎。夢や希望だけでなく、命まで搾り取られる工場労働者たちの苦しみと解放の物語。共産主義の象徴たる赤いジャケツのみ色がついています。

工場の煙突なんかに溜まったス…

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ジャケツ!安部公房のストーリーが素晴らしいが、赤いジャケツが宙を舞うアニメーションの美しさのその完璧さこそが、その後の感動を創出している。


演出0.9
人物0.8
構成1.0
驚き0.9
趣味0…

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原作安部公房なんだ!!まさに安部公房の世界!表現ってすごいなあと思った
川本喜八郎作品集から
安部公房原作

ドロドロとした切り絵アニメーション
冒頭から衝撃映像が見れる激良作

衣服を質に入れるほどの不景気な世が描かれてるけど、最近ここに近づいてる気がして身につまされた
安部公房原作。貧しいものたちの夢、魂、願望が雪の結晶になり…
水蛇

水蛇の感想・評価

4.0

川本喜八郎をよく知らないまま原作が好きでふらふら観てみたら…。原作にないベクトルの薄気味悪さが加わってるのに馴染んでる。暗さはクエイっぽいけどなんか妙にソ連時代のアニメーションを彷彿させる味わいがあ…

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似太郎

似太郎の感想・評価

3.8

原作者の安部公房の世界観がまんまアニメとなり、戦後の人々の苦い体験談が綴られる詩的作品。

川本喜八郎監督作。戦後に於けるモラトリアム状態の主人公の母親が突如編となり、やがて「赤いジャケツ」へと変容…

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アニメーション作家川本喜八郎の世界『詩人の生涯』を観た。「突然 彼は自分が詩人であることに気づいた」という一文の後、鼠の歯に刺された心臓の血で染まるジャケットになった母を着て、回転する雪の結晶ととも…

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よつゆ

よつゆの感想・評価

3.6
リアリズム。
そこにひとつまみの幻想性。

安部公房を原作としており、文学的アニメーションを強く感じる。

本当に演出が巧みだ。
たろ

たろの感想・評価

3.0
安部公房らしい奇妙さ

音楽は不穏でいいけどアニメーションは普通かなぁ

赤いジャケツがふわふわしてるところはちょっと良かった

最後のジャケツ連打笑ってしまう
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