濃くて荒い!!荒すぎてミステリーという枠を壊してしまっている。
複雑な心理を持った人々が、荒さの中を縦横無尽に駆け巡る。作品の軸に関係あるもの、関係ないもののの遠近感がおかしい。暴力的な、色彩豊かな…
ジャケ写が悪い。こんなんじゃなくて日曜洋画劇場感たっぷりのルックを持った猥雑な70sノワール。捜査を通じて被害者である娘の家族の闇が暴かれるが、両親がベン・ジョンソンとアイリーン・ブレナンってのが凄…
>>続きを読むアルドリッチ監督・製作の捜査もの。バート・レイノルズとドヌーヴという組み合わせは美女と野獣で、いつものアルドリッチと違うテイスト。乱交パーティなどの風俗関係が絡むので、シャロン・ケリーも出演。
東劇…
本作公開と同時期に流行ったヴァン・マッコイの同名ヒット曲とは全く関係ありません。
監督ロバート・アルドリッチ、主演バート・レイノルズの刑事モノと聞いて痛快娯楽アクションと思ったら大間違い。
しかも、…
昼間にも関わらず顔に落ちる黒々とした影。全体的に画面が深々と黒い。
主人公は古きものを愛するある種の時代遅れな男として描かれているが、75年にもなってこんな古臭い型のはまった映画を撮ったオルドリ…
レイノルズとドヌーヴが喧嘩する際の荒々しい揺れ、あんなに禍々しい争いは滅多にない。ポルノムービーを観て泣くベン•ジョンソン、生きるための浮気を告白する妻、善も悪もないと言っておきながら私情に逆らうこ…
>>続きを読む『カサブランカ』だの『白鯨』だの、登場人物たちがやたら昔の映画を回顧する。
主人公バート・レイノルズは30年代を引きずった刑事という設定で、これはアルドリッチ自身を投影してるのか?
カトリーヌ・ド…
「バート・レイノルズ!アーネスト・ボーグナイン!クドい!これぞ70s!」とか思ってたら最後泣かされた。やっぱりアルドリッチは天才なんですよね。展開としては「そっちにいくのね」と思ったけど、それでも入…
>>続きを読むロバート・アルドリッチ監督作。
『キッスで殺せ!』(1955)のロバート・アルドリッチが演出を手掛けたサスペンス映画で、バート・レイノルズ&カトリーヌ・ドヌーヴの米仏二大名優が競演しています。
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