ハッスルの作品情報・感想・評価

ハッスル1975年製作の映画)

HUSTLE

製作国:

上映時間:120分

3.5

あらすじ

ロサンゼルス警察の冷酷なフィル・ゲインズ警部補は、十代の少女の死にまつわる、謎めいた複雑なパズルに引きずり込まれてしまう。 彼と深い関係にある冷淡な雰囲気の売春婦が、この事件に多少の関わりがあるかもしれないということが、捜査を厄介なものにしていた。事件の有力な容疑者が、彼女の上得意客で影響力の大きい人物なのだ。 さらに、被害者の不安定な父親が、常軌を逸した勝手な調査に乗り出し、ゲインズの捜査を混…

ロサンゼルス警察の冷酷なフィル・ゲインズ警部補は、十代の少女の死にまつわる、謎めいた複雑なパズルに引きずり込まれてしまう。 彼と深い関係にある冷淡な雰囲気の売春婦が、この事件に多少の関わりがあるかもしれないということが、捜査を厄介なものにしていた。事件の有力な容疑者が、彼女の上得意客で影響力の大きい人物なのだ。 さらに、被害者の不安定な父親が、常軌を逸した勝手な調査に乗り出し、ゲインズの捜査を混乱させてしまう。

「ハッスル」に投稿された感想・評価

ギトギトしたしつこい暗さがあるが『悪徳』なんかよりはずっと面白い。
レイノルズとドヌーブの痴話喧嘩のファイトシーンが迫力あって良い。

ボーグナインが立派な肩書持ちなんて…と思ったらいつもの凶暴な笑顔で下品なジョークを飛ばしてきたので安心した。
ロバートアルドリッチ監督バートレイノルズ主演だから爽快なポリスアクションを期待するが、全く違う!どちらかというとロンググッドバイみたいなミステリーというかラブストーリーというか異色作。やたらとカサブランカ、白鯨、スパイ大作戦と過去の名作のオマージュが出てくる。ポールトーマスアンダーソンのインフィアレントヴァイスなんか凄く影響されてると思う。何というか被害者が加害者になるアメリカの闇の部分を描いてて結末も暗すぎる。そしてカトリーヌドヌーブが高級娼婦役で完全にぶち壊してる!存在感がデカすぎる。アルドリッチでさえも扱えなかった感じが画面から出てる。レイノルズとドヌーブが『男と女』観に行ってて「ダバダバダ」ってBGMまで流れるのに爆笑。エディアルバート、ベンジョンソン、アーネストボーグナイン、ポールウィンフィールドとアルドリッチ組の強面ばかり。強盗役がフレディ!そして死体で発見されるポルノ女優の娘がシャロンケリー!なんか凄いキャスト。
LAPDの刑事が海辺で上がった若い女の溺死事件に纏わる人間関係に悩まされていく刑事サスペンス。バート・レイノルズとカトリーヌ・ドヌーブのカップリングが合ってねぇー。導入部の死体が波に洗われるシーンはいかにもミステリらしい幕開けなのだが、その後が大人恋愛ドラマになったりハードコアの夜になったりして中途半端なのはノワールが終わった時代の制約か。後半は主役を使ってテレビドラマ批判を展開するんだけど、この頃からサスペンス・ミステリは映画より連続ドラマの方が面白いっていう認識になりつつあったんだろうな。しかし、アルドリッチ監督も自分の映画の舞台裏がテレビドラマのネタになるとは思わなかっただろうな。
2018.6.24 ザ・シネマ(録画)(字幕)
普通です。普通の刑事ドラマ。自殺か他殺かみたいな。おしゃれして失敗して下品になっちゃった感じ。
見どころは娼婦役のカトリーヌ・ドヌーヴかな。
カトリーヌ・ドヌーブや、ましてや絶頂期のバート・レイノルズをこれほどまで無駄遣いするとは!(驚)(怒)

ヌーベルバーグを意識して編集してる風ですが、メインの物語そのものや薄っぺらなキャラクター像から「素人が作ったのでは?」としか思えない仕上がり具合でした( o´ェ`o)。ヒドすぎる。。。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
ロバート・アルドリッチ監督が『ロンゲスト・ヤード』に続いてバート・レイノルズと組んだ作品で、今回は刑事もの。
レイノルズはハリー・キャラハンのような正義感ではなく、面倒臭い殺人事件を自殺で処理しようとしたりと終盤までテキトーなヤンキー刑事のキャラ。そのせいか、何となくサスペンスとしてしまらない。
せっかく一番お美しかった頃のカトリーヌ・ドヌーヴが出てるのに、オマケみたいな存在なのも残念。
凡作に近い出来だが、殺された娘の父親役ベン・ジョンソンの熱演が救い。
のん

のんの感想・評価

3.3

浜辺で死んで見つけられた少女。自殺と判断が下されるが、少女の父親はそれを信じず“犯人への復讐”を求める……。

『ハッスル』は原題。

少女の死の背景と、主人公の警官フィル(バート・レイノルズ)の現在が重く、戦争の傷跡やアメリカの揺らぎを抉りとる感じなのかな?
刑事もののミステリーというより、複雑な人間ドラマ。バート・レイノルズとカトリーヌ・ドヌーヴが警官と高級娼婦としてカリフォルニアで愛を育む設定が意外なほど良かった。フランス映画『男と女』を意識した感じ。

それにしても彼の面前でテレフォンなんとかは衝撃……
影が濃いほどドヌーヴの金髪が映えるのが切ないし、ヒロイズム(アイリーン・ブレナンのオンナ物語も含め)の闇も深い。レイノルズとドヌーヴは毎場面ヤってるし、骨太じゃなくてもいいじゃない。好き。
バート・レイノルズの恋人であり娼婦のカトリーヌ・ドヌーブが、自宅でテレフォンSEX(仕事)をおっ始めるのが良い。当然揉める。最高。ハードコアの夜です。
名匠ロバートアルドリッチ監督作品。
当時アメリカで一番セクシーな男、バートレイノルズとフランスの華、カトリードヌーヴの競演。
内容は意外と深くもっと評価されて良い作品。
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