映画としてのテンポはとても早いけど、そこに流れている時間はとても穏やか。
戦時下のお話なのに悲壮感はなく、むしろユーモラスにあの時代を生き抜いた人々の姿が描かれていて、そのふわふわとした感触にとても…
過酷な暮らしの中で毎日を丁寧に生きるすずさん。悲しみの中にいるからこそ小さな事でも喜びを感じる事が出来るのかもしれません。おっとりしているように見えて強くしなやかに生きている姿は、戦争が終わったこと…
>>続きを読むミュージカル版だけ観ていて映画は観ていなかったのでリバイバル上映はチャンスだなと思って観てきた。
8月15日終戦80年。
アニメーションとしてクオリティが高い。端までしっかり動いているシーンが多い…
戦後80年、今この作品を観ることに意味がある気がして
昔の日本の豊かな暮らしから、徐々に気付かぬ間に戦争一色になっていく様子が現実味をもって描かれていた
玉音放送のあと怒りに任せて泣くすずの姿が印象…
2016年公開時は観ておらず、今回「終戦80年」再上映を機に初鑑賞出来た。本作、公開年には3年以上となる1133日連続上映されるというとんでもなく愛された作品且つこの年のキネマ旬報の年間第1位を獲得…
>>続きを読むずっと観たいと思いながら観られていなかった映画を終戦の日に鑑賞。
戦時中に呉に嫁いだ主人公すずさんの日常を描く。すずさんのキャラクターが愛らしい。戦争が庶民の生活を脅かす中、見知らぬ土地で嫁として…
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