知識としては知ってたけど『村と爆弾』を観て、日本が台湾を統治していた時代のことがすごく腹落ちした。流暢な日本語で現地の子供たちが歌う夕焼け小焼け、えぐい。日本語名をつけることで子供の給食メニューがラ…
>>続きを読む戦争中、日本が台湾に入り込んだ日々を、村人の暮らし目線で描いた
最初の場面も初めて知った。こんな田舎の台湾人まで徴兵して南洋に行かせて戦死した人の遺骨に小さな賞状と日本の旗を付けて妻と子供達たちに返…
舞台は第二次大戦中の日本統治下の台湾。
母のおかげで徴兵を逃れ続けている兄弟は、地主に畑を売られそうになったり、家畜を日本にぶんどられたりしながら、妻子と強かに生きていた。そんな中、アメリカの空爆で…
ワン・トンの描く村人は戦争に翻弄されながら生活しているはずなのにネガティブな要素が あまり感じられない。狙ってやっているのだと思うが不幸とは無縁というような顔をしている。日々の暮らしは決して豊かでは…
>>続きを読む不発弾は何かのメタファーなのか?と勘ぐりながら観ていたのだが、普通に物語上の意味があった。侯孝賢の『冬冬の夏休み』のように、日本人に馴染みのある曲で終わりを迎える。しかし味わいは全然違って、昭和のコ…
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