村と爆弾の作品情報・感想・評価

村と爆弾1987年製作の映画)

稲草人/Strawman

上映日:2024年07月20日

製作国・地域:

上映時間:97分

ジャンル:

配給:

4.0

あらすじ

『村と爆弾』に投稿された感想・評価

4.0
196件のレビュー
桃龍
-
シネマスコーレの台湾巨匠傑作選2025にて。
ワン・トン(王童)監督の台湾近代史三部作その2。
『無言の丘』に続く時代で、太平洋戦争まっただ中。
た
5.0

知識としては知ってたけど『村と爆弾』を観て、日本が台湾を統治していた時代のことがすごく腹落ちした。流暢な日本語で現地の子供たちが歌う夕焼け小焼け、えぐい。日本語名をつけることで子供の給食メニューがラ…

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snatch
4.0
このレビューはネタバレを含みます

戦争中、日本が台湾に入り込んだ日々を、村人の暮らし目線で描いた
最初の場面も初めて知った。こんな田舎の台湾人まで徴兵して南洋に行かせて戦死した人の遺骨に小さな賞状と日本の旗を付けて妻と子供達たちに返…

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TOBIO
-
このレビューはネタバレを含みます

舞台は第二次大戦中の日本統治下の台湾。
母のおかげで徴兵を逃れ続けている兄弟は、地主に畑を売られそうになったり、家畜を日本にぶんどられたりしながら、妻子と強かに生きていた。そんな中、アメリカの空爆で…

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4.0
このレビューはネタバレを含みます

ワン・トンの描く村人は戦争に翻弄されながら生活しているはずなのにネガティブな要素が あまり感じられない。狙ってやっているのだと思うが不幸とは無縁というような顔をしている。日々の暮らしは決して豊かでは…

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ノイ
3.5
戦争の理不尽さみたいなものも描きつつ、クスッと笑える部分もあって、そのバランスが絶妙だと思った。
lopt
-
初ワントン作品。
ブラックユーモアに溢れた作品なんだけど笑えなかった申し訳なくて。と言いつつ中盤少しだけ寝落ちした。不発弾の場面からは退屈しなかった。
記録みたいな意味は大いにあると思った。あんまりよくわかんないけど雰囲気はとてもよかった
3.3

不発弾は何かのメタファーなのか?と勘ぐりながら観ていたのだが、普通に物語上の意味があった。侯孝賢の『冬冬の夏休み』のように、日本人に馴染みのある曲で終わりを迎える。しかし味わいは全然違って、昭和のコ…

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Gocta
-
太平洋戦争末期、日本統治下の台湾の農村を舞台に、貧しい小作人の一家の悲喜こもごもの様子を描く映画。面白く観れた。

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