パーティー51の作品情報・感想・評価

パーティー512013年製作の映画)

Party51/파티51

製作国:

上映時間:101分

3.7

あらすじ

韓国ソウル、弘大(ホンデ)地区で自立した活動を続けるソウルの音楽家たち。都市開発により弘大の家賃は上昇。ライブハウスの数も年々減少。30歳前後の年齢になった彼らは、不安定な収入に不安も抱く。2010年頃、音楽家たちは不動産屋からの立ち退き要請を拒否し立てこもった弘大の食堂オーナー夫婦と出会う。彼らはお互いに協力し、立てこもり真っ最中の食堂で連日あらゆる音楽ライブを開催する──

「パーティー51」に投稿された感想・評価

Hirokawa

Hirokawaの感想・評価

3.8
韓国弘大地区音楽シーンのアングラな熱気が伝わるドキュメンタリー。
ハードコア、ノイズ、ニューウェーブ、ブルースなどオールジャンルの土臭い混沌感と音楽を通した反政府運動は、数年前の高円寺・下北とリンクして懐かしかった。
人類の歴史の中でもう何度繰り返したか分からない若者の社会に対する反発的ロックを真正面から扱った映画。そこから一切はみださない潔さは素直に楽しい。

日本人の方が仕事と音楽とバランス良くやってることを関心してたけど、僕もそれが正解だと信じてる。一方でそのバランスがうまく行けば行くほど、バランスを欠いた人たちが輝く気もする。

社会に対する反発がエネルギーになるのなら、その反発がなくなっても音楽を作り続けれるだろうかと疑問に思った。
おさ

おさの感想・評価

5.0
日本のインディーシーンに似ているけど、日本のインディーシーンよりもっとストレートで、(それは描き方と切り取り方なのかもしれないけど)、音楽に対する理想と、葛藤と、泥臭さがいい。
eiganoTOKO

eiganoTOKOの感想・評価

4.0
何かを始めたい人、自分の人生こんなもんじゃないとモヤモヤしているひとにオススメ。走り出したくなる、画面に突っ込んで行きたくなる映画!

「世の中金じゃない、なんてありきたり〜」なんて斜に構えず動き出せ!

最初から名言連発でウルウル。
でも、いわゆるネガティブな悲壮感はナシ。悲壮感なんていらないんだよ、勝つ為には。
2015年アップリンクで公開された異国の音楽ドキュメンタリー
ブラジルやらキューバやらサハラ砂漠やら色々見てきましたが、この韓国の作品でコンプリートですよ!!

またしても音楽だけ言ったらコレが一番好きかも…。
というのもバカ・パンクだった。正直、韓国人がハードコアとは唄ってるとは思わなかった。BIGBANGみたいなのとか甘~い感じの唄しかダメなのかと思ってた。←偏見

不動産屋から立ち退き要請を拒否したうどん屋夫婦はロックバンド達と結託し立て篭って連日ライブを始めるドキュメンタリー!

何故かフィッシュマンズのポスターが1枚だけ貼ってあるのが目立ってます。

山形国際ドキュメンタリー映画祭に憧れて付けたという[Yamagata Tweakster]や忌野清志郎さんのタイマーズのような出で立ちの[バムソム海賊団]ってバンドを中心に51組で結成されたバンド軍団をパーティ51と言うらしい。

電気を強制的に止められ発電機を使いながらライブを続けるのですが…序盤賛同してたオバチャン軍団も耳を塞ぎ出して、「さあ皆、立って!」のコールに立ってそのまま皆帰ったりする映像が面白い。基本的にバカ騒ぎなんですが、やがてこの動きが大きなムーブメントを呼び起こします。

面白いんですけど素材を全部使おうとして余計な部分も細かく入れすぎて訳が分からなくなってました。非常にもったいないですね。。

あと沢山のバンドがいて仕方がないんでしょうけどパッ、パッと曲が入れ替わって忙しい。せめて1コーラス聴かせてほしかったですねぇ。かなりカッコいいバンドもいましたよ。

とりあえずこの映画のおかげで韓国の音楽シーンを見直す事ができました!!!
「それが“音楽”だった」は韓国でも同じ。
監督と撮影対象の距離が近いからか、いろんな部分が端折られていて完全に理解できなかったのは残念。
バムソム海賊団のユーモアのセンスと、労組?のコンサートでおばちゃん達が次々に咳を立って行ってしまったことが印象に残ってる。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
パク・ダハムさんの純粋な眼差しにグッとくる。進んで骨折り役を買って出そうなその感じよ。
ていうかそれぞれ音楽ジャンルがバラバラなのが面白いと思うしヤマガタは最高。
バムソム海賊団以外にもある程度しっかり聞かせてほしかったしトークも細かく刻み過ぎかなと思ったけど