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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償の作品紹介

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償のあらすじ

これは衣服に関する物語で、私たちが着る服や衣服をつくる人々、そしてアパレル産業が世界に与える影響の物語だ。これは貪欲さと恐怖、そして権力と貧困の物語でもある。全世界へと広がっている複雑な問題だが、私たちが普段身に着けている服についてのシンプルな物語でもある。この数十年、服の価格が低下する一方で、人や環境が支払う代償は劇的に上昇してきた。本作は、服を巡る知られざるストーリーに光を当て、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起する、ファッション業界の闇に焦点を当てたこれまでになかったドキュメンタリー映画だ。この映画は、きらびやかなランウェイから鬱々としたスラムまで、世界中で 撮影されたもので、ステラ・マッカートニー、リヴィア・ファースなどファッション界でもっとも影響のある人々や、環境活動家として世界的に著名なヴァンダナ・シヴァへのインタビューが含まれている。またフェアトレードブランド「ピープル・ツリー」代表サフィア・ミニーの活動にも光を当てている。私たちは行き過ぎた物質主義の引き起こした問題に対して、まず身近な衣服から変革を起こせるのかもしれない。

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償の監督

アンドリュー・モーガン

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償の出演者

ヴァンダナ・シヴァ

ステラ・マッカートニー

リチャード・ウルフ

原題
The True Cost
製作年
2015年
製作国・地域
バングラデシュカンボジア中国デンマークフランスハイチインドイタリアウガンダイギリス
上映時間
93分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
ユナイテッドピープル

『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』に投稿された感想・評価

3.5
ファストファッションの闇にフォーカスしたドキュメンタリー映画!

ファストファッションが抱える社会問題について学ぶためDVDを購入して鑑賞。

同じ題材を扱ったドキュメンタリー映画『スローイング・ダウン ファストファッション』と比較すると、より人権問題と現状を色濃く描いている。

ファストファッションの流行が、いかに悲しい事故や事件を引き起こしているかが、実際のショッキングな映像で体感させられる。
バングラデシュのラナ・プラザで千人を超える死者を出した縫製工場の倒壊事故、環境汚染によって目に見える健康被害を受けた人々、カンボジアで最低賃金の上昇を求めるデモが政府によって暴力的に鎮圧された映像は、本当に目を塞ぎたくなる。普段は絶対に目にしないような映像だ。
グロ耐性は相当ある方だが、これがノンフィクションなのだと思うと強烈で、映像が頭から離れない。一部の人には注意が必要なレベルだろう。

先進国と新興国の人々の対比も印象的だった。
命の平等とは何か、資本主義の善悪とは何か。
本作を観ると、アパレルの問題について考えさせられるどころか、考えずにはいられなくなる。それだけ心にグッとくる映画であった。

現在は配信もレンタルも一切無く、DVDのみと視聴のハードルが高いのがネック。
事情があるのかもしれないが、配信しないのは勿体無いと思う。

ただ、字幕が終始乱れていたのが気になった。
JIZE
3.0
アパレル産業の闇を衒った不安定な経済基盤が及ぼすドキュメタリ作品!!大量生産•消費で犠牲を放つマテリアリズムな物質主義が問題の核!!途上国側の苦難な視点を賞賛!!93分尺も安価でお洒落!!Netflixで監視。まずこの映画は表紙に映る頭部に紙袋を被った3人組が市場で高級ブランド品を爆買し人生設計を再考する観念的なヒューマン映画でないという事だけ補足で本論に。衣服は個性を表現する方法。生地や色味,肌触りで湧き上がる感情が素敵だ。そんな日頃,服装で並程度に最先端な流行を追う人間がこの作品を観てどう感じるか。そこ1本を突き詰め実験的な立場で国際問題と併せ本作を鑑賞。先に結論を述べれば。消費意識が特に衣類関係で反省を強いられる(演出含め)問題提起の深刻さに驚愕。権力と貧困の複雑で単純な双方関係が利益と代償の破壊的な波及により両者果敢に引かず負な生産法で上昇し続ける。消費主義の背景で市場競争を巡る滅法手に届かない闇を実直に垣間見た。利益に対し様々な費用を天秤に掛け真の代償を問う作品。ザックり構成の縦筋は途上国側の人権侵害や環境汚染など奥底に流れる流通経済システムの差別的な皺寄せに警鐘を鳴らし,世界中の産業を拡大し1極集中の構図に歯止めを掛ける事or利益を世界中で分配し秩序の認識も平等に資本に責任を持ち創造力を祝福する"資源の共有"を促進させる転換点を置く劇中の考え方。内容は先進国側と途上国側の一種両極端に佇む立場の人間が様々な視点からファッション業界の表(先進国)裏(途上国)に潜む問題提起を投げ掛け経済システムや物質主義,利益主義を通じ先進国で服が溢れ企業が利益を上げる一方,途上国で労働者が置かれ状況改善に前進しない不条理を問いている。

劇中の問題提起で1番叩かれたのが消費意欲を過度に煽る広告の数々や安価な商品を叩き売る"ファストファションブランド"だ。利益追求を最優先し商品流通に落とし込み現行システムで痛烈な批判が逆に的を得て唸る。低価格や大量生産を重ね糧に単調なビジネス形態で名を響かせるH&Mやユニクロなど昨今中国で爆買問題が指摘され錯綜が続くよう激安価格で売りに出され裕福な立場で買い物を楽しむ反面,莫大な代償が支払われファッション業界も何かを犠牲に対価を得て成長を遂げる事実。1つ1つの洋服を消費者が大事に扱い毎年使い捨てる負の循環を規制すれば最短距離で歯止めを打てるよう少なからず思う。10代が洋服雑誌やメディア影響を火種に消費行為に飛び付く問題も金銭感覚の重要性や利益追求を目的にしない別の生き方,持続可能なサスティナブル思考を親が教え込む事も各世代を通じ必要だ。

劇中にバングラデシュ縫製工場で賃上げ要求を主張しデモ活動をする問題提起がなされているが,ストライキや暴動を通じ治安維持のため更に犠牲が生じ工場から排出された産業廃棄物の汚染もファッション業界を支える上で二次災害が生じ目を離せない問題に思えた。衣服の重要性を謳う活動家や代表者の資源を尊い還元する生産サイクルの経済システム自体の仕切り直しも問題解決に向け重要だ。アパレル産業の現状を知る上で最良の作品!途上国コスト削減及び大量生産や大量消費で問題視されうる代償の比重も敬意を払い人間が選択する消費者行動の意識に全て匙は投げ掛けられ身近だが遥かに遠くを見据えた先進的で深刻なドキュメタリ作品だった..裕福な暮らしを営む我々国民側にとって真の代償を今一度咀嚼し世界に目を向ける手段では是非。お勧めです。
3.6
常日頃、「Can Cam」や「an・an」などの雑誌や著名人のインスタグラムなどで盛り上がるファッション業界。東京ガールズコレクションやパリコレと言った、きらびやかに表に出ているものの裏に隠れる、時に痛々しく、時に残酷な現実を映していく、ドキュメンタリー映画。

食事を頂くときに、生き物や自然の恵みに感謝することを教わる機会はこれまで何度かあったけど、衣服に関しては度外視していた私がいます。企業が定める値段では決して収まりきらない、人々の苦労があるんだと痛感しました。少ない賃金で働く人、害虫から繊維の基になる植物を護るために奮闘する人などなど。それだけで、倍以上の値でないと釣り合わないと思います。作中で、買われる欲求を満たすため、と言ってる人がいました。企業を傾かせないようにする為には当たり前のことだけど、前述した人たちを見た後だと、どこか苦しく感じる。

これからの衣生活をおくるにあたって、着れなくなった服はハンドメイドとしてバッグにしたり、ぬいぐるみにしたりして、少しでも愛着を長く伸ばせるようにしていきたい。

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