ある夏の日の両親の作品情報・感想・評価

ある夏の日の両親1990年製作の映画)

Mes parents un jour d'été

製作国:

上映時間:11分

3.1

『ある夏の日の両親』に投稿された感想・評価

『まぼろし』の特典映像にあった、フランソワ・オゾン初期の短編。

怪我の手当をしたり口論したり、殺害しようとしたりボードゲームをしたり。夫婦の日常が淡々と描かれる中で終盤、ふたりを繋げているもの、物…

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このレビューはネタバレを含みます

「まぼろし」の特典映像。
ドキュメンタリータッチの無声映画。

夏の避暑地での夫婦。
昼間っからワイン🍷
日常スケッチの世界。

妻に潜む狂気。
誰のお墓だろう。
お子さんかな。

2024年下半期…

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『まぼろし』DVDの特典映像。無声映画。
フランソワ・オゾン監督の映画学校時代の習作かな?
田舎の村に住む夫婦の日常、妻の一瞬の殺意と愛情。共通の悲しみ。

『まぼろし』同時収録、短編作品。

無声映画で短編なのに、その中でわかる夫婦の情報量の多さよ!すごい。

はじめは何気ない夫婦の日常かと思いきや、奥さんのあの狂気があり、子どもとの墓参りのシーンに繋…

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ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

4.7


素朴な避暑地での他愛のない夫婦の時間をサイレントで映してるのだけど このざらついたフィルムの感じやインテリア 食事のシーンや夫婦の(普通のおばさん)の何気ないファッションセンスがたまらなく好み、マ…

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mmm

mmmの感想・評価

3.6
"まぼろし"のDVDに付いてた"腹に指"と同時収録の短編。

終始無音でも感情がちゃんと伝わってくる。

タイトルからして最後のやつはやっぱりそういう事ですよね。

台詞・劇伴一切無しのサイレント。Summer of 90。誰の視点で描かれているのかがわかるラスト。夫婦を繋ぎ止める、愛を再確認する、もしかしたらそのためだけに存在し、機能しているのかもしれないあの…

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柔

柔の感想・評価

2.6

夫婦の日常を描いた無声映画
水のキラキラした画面(実際はドブなのだが、光が当たって光っている)や墓地が登場する。フランソワ・オゾンらしいモチーフが既に
誰の墓なのかは描かれない。ラストで悲しみを共有…

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菩薩

菩薩の感想・評価

-
これ子供が死んでてその悲しみを共有する為だけになんとか辛うじて続いてる夫婦関係ってこと?
ヒロ

ヒロの感想・評価

3.5
なんでもない日常を普通に撮ることの難しさとそれを無声映画で成立させることの難しさ。すなわち素晴らしさ。

2020-S2

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