水の話の作品情報・感想・評価

水の話1958年製作の映画)

Une histoire d'eau

上映日:1994年03月19日

製作国:

上映時間:18分

3.5

『水の話』に投稿された感想・評価

4.0
編集良いな。あと “空撮・太鼓の音” を幾度も反復しながら、やがては何でもない瞬間に “音” が入るようになるの、めっちゃゴダールだ。「法則性など無いッ!!」と言いたげなところ。
すえ
3.6

記録

ゴダールのソニマージュは技術を待っていただけなんだなと、ソニマージュという世界は既に彼の中にあって技術の進歩がそれを可能にしたんだろう。

ナレーションや様々な音楽が前景化/後景化を繰り返し…

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3.3

実際に起こった洪水から逆算というか、それありきでロケーションしててアツい。陽光を照り返し、飛沫を上げる水の豊かな様相。ジャンプカットの使用や、同時録音ではなく映像と音をナレーションで分断するサッシャ…

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UE
4.0
洪水の街って映画であんまり見たことないかも。空からのカットが間に挿入されてるのとか自然災害を感じる。「洪水の先を越すのよ」って台詞かっこいい。音楽めっちゃ変。
1990
-

付け入る隙もないくらいに早口で語られる2人の男女の会話劇

もちろんこの場面にはここ!というようにカットを挿入しているのだろうし語られる内容も厳選されているのだろうけれど、なんせ早足すぎてついていけ…

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tntn
-
全部早すぎる。沈黙が語られた瞬間に映画が無音になる。ラストのナレーションでクレジット説明。
声が映画の内外を繋ぐ。

大雨によるアルプスの流水で街が洪水に。逃げるすべをなくした女の子が、ヒッチハイクをすると、乗り手の男の子と恋愛関係が始まってしまう。トリュフォーが実際の洪水の現場に赴いて撮影、ボツにした映像を、ゴダ…

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mam
3.0
このレビューはネタバレを含みます

アルプスの雪解け水が度々引き起こす洪水をバックに、フランス郊外の街からパリに行きたいお嬢さんが、途中で車に乗るブリアリに拾われ口説かれる話。キス嫌がってた程でもパリに着く頃には今夜寝てもいいかな、な…

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彼らの会話が突然映画のトランジションに使われたり最後はメタなセリフは型にはまらいし、脈略のないような空撮と音楽の挿入にはゴダールがジャンプカットを入れる先駆けのようなものを感じるね。
ドキュメンタリーかと思った。洪水後のフランスの。物語は街に添えるだけでいい、という感覚は「パリはわれらのもの」でも感じた。
ホームビデオのような、激しく温かい映像と、冷たい水。

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