実現されなかった2台のカメラによるイメージの対話。
返事のこない手紙。
ドキュメンタリー調だがカットはとても映画的。
監督の迷いや立ち止まりそうな気持ち、揺らぎが表れていた。
観た後は不思議と良い…
話の展開から監督と役者の関係が男女の関係と重ねられているように見えるが、映画作りという建前と時折見えるフィクションのような、カメラの意図を感じるカットが不思議な感覚を生み出し男女の関係っぽくあえて…
>>続きを読む自分にとって映画とは、現実逃避ではなく、忘れていた現実を思い出すことなんだと改めて思った。世界と個人の対立こそ映画なんだ。
長男、ミシンをかけるおじさん、ストリートミュージシャンの美しさ。広島を捉え…