どんなハッピーエンドかと思ったら、
無音のエンドロールでした。
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ある裕福な3世代家族。
表面上の薄っぺらい関係が、
白々しい仮面家族。
それすらも全て見えている、
祖父と孫娘の最後の選択。
・…
ショッキングな事実が淡々と携帯の画面を通して語られる。少女にとって身近な死も間接的で、感情を持っていない。
祖父と孫がお互いの秘密を共有し打ち解けたのかと思いきや、孫が見ているのはやっぱり携帯の画面…
今日は時間があるので、ミヒャエル・ハネケ監督の本作を鑑賞。この監督は基本的に説明を一切してくれないので、よく観てないとストーリーについて行けません。
本作も冒頭で人間関係を把握するのに苦労したし。…
ミヒャエル・ハネケ特有の限定的な視点で、点と点をつなげていく手法でラストも凝ってて良かった。冒頭と同じ演出かと思わせて驚く工夫も面白かった。少女のサイコパス性に焦点を当てず、ラストの親戚の一瞬の視線…
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