ミヒャエルハネケ監督作品。
イヤーな映画だった。
ビデオ好きな少年が罪を犯したのにもかかわらず、誰からも裁かれない。そして自分自身もその罪に苦悩する様子がない。なんならエジプトへ旅行へ行ってしまう…
のっけから衝撃シーンが登場します。このシーンはのちのち物語にも絡んでくるのですが、それをおいておいても、やはり最初にこのシーンというのは衝撃すぎます。これだけできっと食いつく奴は最後まで観てしまうで…
>>続きを読む人は対象を所有したがるそれは大きな欲望。
現実からの乖離。ベニーが映像を撮ることは現実からの逃避。(インタビューメモ)
映像をコントロール出来るように、全てをコントロール出来ると思っているから、両…
【鑑賞メモ】
久々のハネケ作品。
「感情の氷河期3部作」の2作目。1作目の『セブンス・コンチネント」が激鬱ながら個人的に割と好きだったので、名前からして終わってるこの3部作が観たくなり、鑑賞。
そ…
俺が見落としてるだけなのか別にそこまで深い意味が無いのか判別がつかない。
暴力をメディアで消費する(それは製作者側の視点に偏っている)ことが現実の暴力に繋がり、そこには感情的な理由もなく、その結果…
ハネケ、観客をかなりブッ刺しに来てるな… privateなビデオの記録と再生の繰り返し(→ホームビデオやレンタルビデオ)が、publicな意味を持って社会に立ち現れる(→証拠映像や監視カメラ)。ベニ…
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