ベニーズ・ビデオの作品情報・感想・評価

「ベニーズ・ビデオ」に投稿された感想・評価

変態に見えない奴に限ってむっつりだったりするように、主演の少年も一見フツウの少年なのに、なんとなく殺人してしまう辺りが恐ろしくて狂気的。両親が少年を庇うシーンもイラッとするがラストまで目を離せない。
亜蘭

亜蘭の感想・評価

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やめて下さいbitte...
たえこ

たえこの感想・評価

3.4
ハネケ好きですが、他人様にこの映画はオススメできない。
私の好きな映画はオススメできないものが多数。笑
なんとなく殺しちゃうのって実際にもありそうで怖かった。
かーし

かーしの感想・評価

3.0
冒頭で豚の屠殺。不穏。

父親「なんでこんなことしたんだ」
ベニー「ただ…なんとなく…」

警察「なんでこんなことしたんだ」
ベニー「なんとなく」

なんとなくの好奇心に周りが振り回される。
ミヒャエルハネケ初期三部作の二作目?
なのかな??

もうここまできたら!!!
と思って一気に見ちゃいました。

一作目の"セブンスコンチネント"と、
三作目の"71フラグメント"は、
造りやテーマも同じでしたが、
この作品だけちょっとテイストが違います。

まず各セクション毎に細かいブラックアウトが全く入らない。
そのお国柄に根付いた土着な問題に執着して物語を描くのではなく、逃亡して別の国に(ハネケ監督の作品でも珍しいのでは?)行った姿を撮影したり。
自分の撮ったビデオが主になって話が展開したり(これは後に監督が撮った"隠された秘密"にも繋がる?)
あと作中のしっかりとした時代背景と年代が作中で表記されない。

共通しているのは、
多分ですが、実際にあった事件から脚色してった話っつーことと、
作中に当時らしきニュースが何回も差し込まれること。
けど、今回は他二作品ほど、そんなにニュースが重要な意味を持っていない様な気がしてます。
それよりも、何よりも。
主人公であるこの青年とビデオに取り憑かれて爆音でメタルを聴いてる感じが、ナントォーーーモ、グランジィ!!
自分の様なリアルタイムにグランジを経験した人間からすれば「あー俺の中学とか高校とかカワンネェわ」的な主人公の気持ちが分からなくはない辺りが悲しいw
ほんで、この主人公が犯す事件はサカ○バラやミヤザ○ツトムの事件にあった「そこまで一線は越えないけど、周りが酷いぐらい狂人扱いしてるほど心境分からない訳ではねぇよ」つー感覚w
若い時はとりあえず「これやったらどうなるだろうな?」っていう好奇心の方が勝っちゃうし、何よりも舐められたくないというか自分の思い通りにしたいというか。
その80年代のおバカでブッとびまくった映像と現実の境目が分からなくなる程、ニュースとアニメが行ったり来たりして、
その現実に存在してる感覚すら無くなる程そこに囚われている。
なんとも問題発言になりがちな上記も含め、90年代のこの狂気感が見事すぎるぐらい描かれていて素晴らしいです。
ラストシーンでの主人公の行動こそが実は本心というか。
今現状辿り着いた監視社会への警告にも捉えられなくもない。
ただそこに辿り着くまでのダラっとした感じだけ若干のマイナス。
後味もハネケ監督の作品では珍しくスカッ!っとするのは俺だけなのかな?

個人的には三部作の中では一番好きでファニーゲームぐらい狂ってる作品。

まあ、俺も90年代のオトシゴだし、レビューで幾ら正直に書いても狂ってると思われるだろうし、まあ、確かに間違いなく狂ってるのでヨシとしましょうww
ハネケらしいキチガイ感。
凍ったような色味と冷たいカメラワーク。メディアへの没入。現実を自分のカメラに収め続けることで現実感を喪失しきった少年。彼が起こす事件をまざまざと見せつけられて、この映画が制作されてから25年後のいまがどうなっているかふと考える。
堊

堊の感想・評価

4.0
映画の中の血はケチャップなんだって

「人はメディアを通して
もし私が映画しか見なければ、現実は映像でしかない
わたしは常に「外」にいる
その感覚が何かを知りたかった

この少年の心象にはビデオで現実を集めることで物事をコントロールできるのではないかという欲望がある
もちろんそれは幻想
それも危険な幻想だ

人はなぜ撮る?
なぜ人は観光地に行って写真やビデオを撮る
日本人を詰め込んだバスが来て写真を撮ってどこかに消える」


フツ―に本編よりもハネケ監督のインタビューがおもろい。
meooow

meooowの感想・評価

3.0
流石のハネケ節。オープニングからラストまで一切の希望を裏切り続ける。
事の全てを起こしたのは好奇心。罪悪感でも閉塞感でも、ましてや懺悔の為でもない。それが、後ろ暗い不気味さを助長する。
nagaoshan

nagaoshanの感想・評価

3.7
ミヒャエル・ハネケ監督作品!

オープニングのいきなり豚🐖屠殺シーン…
こんな〆方があったのか…

もうこの位ではビビりません!

確信犯ハネケ監督の本作はビデオオタクの少年ベニーの衝動的に起こしてしまった少女殺害をビデオ📹に収めてしまい、そのビデオを両親に目撃されてしまい、両親とベニーはどうすんの?

父親「なぜあんな事をしたんだ…」

ベニー「わからない…どんなものかと思って…たぶん…」

日本でも日常に起こってる異常な事態ですが、ハネケ監督の観客に向けて問題提起丸投げあんたらで考えんかい!とグサリと胸に突き立ててきとりますね〜(´⊙ω⊙`)

監督!それより豚🐷は美味しく食べたんやろね笑!

撮影だからといっていのち粗末にしたらいけません!

良か映画!
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