「ベニーズ・ビデオ」に投稿された感想・評価

nagaoshan
3.7
ミヒャエル・ハネケ監督作品!

オープニングのいきなり豚🐖屠殺シーン…
こんな〆方があったのか…

もうこの位ではビビりません!

確信犯ハネケ監督の本作はビデオオタクの少年ベニーの衝動的に起こしてしまった少女殺害をビデオ📹に収めてしまい、そのビデオを両親に目撃されてしまい、両親とベニーはどうすんの?

父親「なぜあんな事をしたんだ…」

ベニー「わからない…どんなものかと思って…たぶん…」

日本でも日常に起こってる異常な事態ですが、ハネケ監督の観客に向けて問題提起丸投げあんたらで考えんかい!とグサリと胸に突き立ててきとりますね〜(´⊙ω⊙`)

監督!それより豚🐷は美味しく食べたんやろね笑!

撮影だからといっていのち粗末にしたらいけません!

良か映画!
みそ
4.6
映像を撮る/観ることの危うさ
Osamu
4.2
何なんだ、これ。

ビデオを観るのも撮るのも好きな少年ベニーの話。

この非現実感は何?完全にズレている。

もう帰っていいですか?

ハネケ、もっと観たい。
世界との距離感がわかんなくなっちゃうな
MOMO
5.0
どんなものも写真とか映像を通せばものすごく美しいものに思えて不思議だ
pika
5.0
この映画を知った瞬間から頭に付いて離れない「豚の屠殺」というキーワードに恐れおののきビビって今日見てみたのだけれども、ビビり過ぎて「これだけか」と思った自分にドン引き、そして巻き戻ってスローで繰り返され何度も映され麻痺してしまう感覚、キャラクター達の体温のなさがまるで鏡を見ているかのようだと気づいた時のゾッ!と我を顧みる感覚、それこそがハネケ監督の意図、この映画の醍醐味なのだと。。あぁ、もう!!素晴らしい。

そしてこの顔!一度見たらば忘れられぬベニー、君は「ファニーゲーム」のドヤ顔君だな!とウキウキしつつ、そんなことより今作の語られているテーマは21世紀が十余年も過ぎた現代では語られ尽くされたテーマであるなぁと制作年代を考えればさすが目の付け所が違うなどと考えながらも、現実と虚構の境界線とか、どれが作られたものでリアルなのか一見して判断のつかない「映像という媒体」の奥深さは、その存在よりも見る側の精神が永久的に普遍であり続ける以上何年経とうが褪せることはないのだなと改めて実感し、冷え冷えとした。

現実にあるものを切り取って手を加えて「見たいもの」だけをパッケージする「映像=映画」を用いて、観客の最も「見たくないもの」をお届けするハネケ監督の凄さにスッカリ虜。
現代では語られ尽くされたテーマと言っても、それでも自分には関係ない他人事だとしてあり続ける人々に、「いやいや君たちのことだから(笑)」として、常識や倫理という建前で覆った面の皮を一枚一枚丁寧に剥ぎ、「もしも自分の身に起きたら」などといった仮定のレベルを超え、「いやいやいや、君たちが今感じてるその感覚、それ!この映画の中と同じだから(笑)」といった具合に我々の信じてきた自分自身の感情を根底から揺るがしてしまう。

映画の中の出来事を批判的に受け止めれば受け止めるほど自分を否定しているような、居心地悪いったらありゃしない!冷酷無比な演出が最高に素晴らしい。
ラストでどちらの感情が湧き起こるか、常識とはどこにあるのか、宙ぶらりんにて突き放されるニヤリ顔が心底たまらん。最高、ホント最高。
Wednesday
3.7
“どんなものかと思って・・・”これは私にとって、現実と関わりを持てない人間の言葉だ。なぜなら、人はメディアを通して、人生を知り、現実を知る。そして欠落感を覚える。
”僕には何かが欠けている。現実感がない”と。もし、私が映画しか見なければ、現実は映像でしかない
ハネケのインタビュー、にこにこしてるけど目がキモくてよかったわ。
「日本人を詰め込んだバスが来て、写真を撮って帰っていく」


自分の言葉をそのまま作品にできるって異常。
ミヒャエルハネケはなんでこんなにも全部の作品が完璧な構成で完成されてるのか。
少ないセリフ、ほとんどないBGM、長回し、動かない映像。わけわかんないのになぁ。


「映画は目で見てみせなければならない。それがこのメディアの特性だ」
ハネケだなー
たまぽ
4.2
ラストの脱力感
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