「ベニーズ・ビデオ」に投稿された感想・レビュー

DORAMI
DORAMIの感想・レビュー
2017/03/18
3.2
親子の会話が全然噛み合ってない…コワ。
ゆう
ゆうの感想・レビュー
2017/03/16
3.8
ベニーはビデオのイメージを通して世界を観ることで残酷な行為にも無感覚だけれど、この映画を観てる私たちも実は彼と同じように淡々と起こる恐ろしい映像をスクリーン通して観てるということに気づくと二重に恐ろしい。
supermoom
supermoomの感想・レビュー
2017/03/11
3.6
久々にハネケを見たけど、何でこう人間の危うい心理をここまで巧みに映像化できるのかと感心する。

でも、この映画はやばい笑
さっちゃん
さっちゃんの感想・レビュー
2017/02/23
-

このレビューはネタバレを含みます


めちゃくちゃ不気味。全体的に抑えた演出になっているけれど、
唯一というか母が嗚咽しながら泣くシーンがある。印象的。

「なんでうちの息子はこんな風になってしまったんだろう、私の育て方が間違ってたのかしら。」っていうね。
LEON
LEONの感想・レビュー
2017/02/08
3.9
〝その残酷で恐ろしい行為は、動機や信念など理由などない…〟

冒頭の豚のシーンでこの映画の先行きが不安と恐怖で堪らなく、結末を向かえる前に妄想が渦巻く苛立ちさを感じる。

〝ベニー〟はビデオカメラのファインダーを通す事で、社会を客観視したかのように冷静な少年。
その冷静さは冷酷に変わり、恐ろしい行為に…。

荒れブレるビデオ映像が流れる数多くのシーンは、観ている側も〝ベニー〟の視点が垣間見れ事で恐ろしいさが増幅する。

なによりビデオ再生されたモニターは映画の画面の中の画面であり、観ている側の立ち位置が不思議な空間の狭間に陥る。

画面を通し目に写る出来事が本物か偽物かは一般メディアでも同様で、現実かどうかは自身で見極めなければ一方的で偏った社会に飲み込まれてしまう。

全ての行為に根拠や動機など理由を付けたがるのは、もしかしたら現代社会に流され凝り固まった固定観念に囚われてしまっているからかもしれない。

映画の少年の行為は到底、正当化も理解もできるモノではない。

しかし、理路整然と損得勘定で論理的な考えで行動するのではなく、少しだけ…ほんの少しだけでも感情に身を任せ思うがままに生きる事も必要なのかもしれない。

映画として面白いのですが何回も観るような面白さではなく、毎度のことながら後味悪いハネケでモヤッと気分が悪くなります..★,
8bit
8bitの感想・レビュー
2017/01/25
3.8
たぶん、この映画の続編が「ファニーゲーム」なんだと思う。
役者が同じというだけでなく、描かれるテーマや作品の精神性が地続き。

不穏な映画。
「なぜあんな事を」という問いに対し、「どんなものかと思って」というベニーの言葉は今となっては全然不思議に聞こえないから怖い。
犯罪の低年齢化が深刻な問題となり、〝ゲーム脳〟なんて言葉が使われる遥か前にこんな映画をつくったハネケ監督はやはり只者ではないです。
テレビやネットから垂れ流される映像こそがリアル、映像を通してでしか物事を感じれない・学べない現代人の脆さや映像が少年期に及ぼす影響の危険さについて改めて考える。
たむらまさあき
たむらまさあきの感想・レビュー
2016/12/16
-
ハネケの映画の室内って、余計な音が一切していないというか、だからこそテレビの音がこうも不気味に浮き上がって聞こえるのだな。

この映画の映像は切り返しが多い印象。
でも人物の会話自体は表面的な内容のやり取りだけで、人を殺した息子に対する父の質問も、警察がしている質問のように形式的なものでゾッとする。

オーストリアのレンタルビデオ屋でかかってた映画がめちゃくちゃ面白そうだったので詳細知りたい。
あと、主演が染谷クンに似てる。
Ichiro
Ichiroの感想・レビュー
2016/12/15
3.8
ベニーもだが、父親も十分恐ろしい。
現実感の喪失というテーマはスマホ時代の今にも十分通用するはず。
まめら
まめらの感想・レビュー
2016/12/14
4.3

このレビューはネタバレを含みます

こういう話はかなり怖い。
ベニーにとっては豚を屠殺する道具で行きずりの女の子を殺すことにも、自分のために死体の処理をしてくれた両親を警察に通報することにも、深い理由なんかはなくて、ただ「なんとなく」なんだと思うととても怖い。

ベニーは部屋中にビデオを収集してたり、レンタルビデオ屋に通ってたり、自分の8ミリカメラで動画撮影とかもしたりするいわゆるオタクな男の子で、豚の屠殺映像みたいな残酷なものに魅了されているんだけど、こういうのを「恐ろしい現代の若者」みたいな安っぽい言葉で語りたくはないな……と思う。まさに「感情の氷河化」という感じがする。でもエジプトに行ったらあんなに楽しそうに笑うんだよね……。
お父さんの"Ich liebe dich."が今となってはとてもつらい。

『セブンス・コンチネント』のときも思ったけれど、映画でテレビの砂嵐とかビデオの巻戻しとかがあると、映画館で見たときと家のモニターで見たときで印象が変わるんだろうなあ。全体的に映像として演出がすごい。あとベニーの机のそばに飾られていたミッキーのお面がなんともいえず不気味だった。
>|