最大の過ち: 神のみもとの沈黙の作品情報・感想・評価

最大の過ち: 神のみもとの沈黙2012年製作の映画)

Mea Maxima Culpa: Silence in the House of God

製作国:

上映時間:106分

3.5

「最大の過ち: 神のみもとの沈黙」に投稿された感想・評価

NaoHarada

NaoHaradaの感想・評価

3.4
50年代〜70年代にかけて、200人以上の少年を性的虐待していた神父ローレンス・マーフィーの話。
「私は少年達の性教育をしている。同性愛の彼らの罪を自らが被り、慰めている」と言うマーフィーは常軌を逸している。
マーフィー以外にも性的虐待をしている神父は多く、12歳の少女の陰部に聖体を当てレイプし「君は選ばれた。神に愛されている」と言う話には異常を感じた。
nora

noraの感想・評価

5.0
Netflixで配信されている海外ドキュメンタリーはとても上質で観ているこちらの心をヒリヒリさせ、考えさせてくれる作品が多々あり、その中の1つがこの作品。

カトリックの聾唖学校で起きた性的虐待被害者達のドキュメンタリー。
手話で苦しそうに語る彼らは誰にも言えずに苦しんでいた。訴えたところで何もならない。まさに映画spotlightがそうだった。

なぜ、神父たちが虐待へ走ってしまうのかという問題も掘り下げており興味深かった。
カトリック教会の神父による児童への性的虐待事件を、1960年代からアメリカの聖ヨハネろう学校にいたマーフィー神父から性虐待を受けた被害者達のインタビューをメインに当時のバチカンの対応などを交えてほぼ時系列で語っている。
神の使いと信じ尊敬していた神父から性虐待を受けた当時のショックを手話で語る彼らの眼差しに心が痛み憤りが湧いてくる。彼らは何度も被害を公にしようとしたのに地元警察もバチカンも神父から地位を剥奪させなかった。中にはどうにかしようとする内部者もいたのだが、世界的にもみ消しは常習的に行われているため隠蔽され、訴訟も示談金を払うことで取り消された。我々は神父による性虐待の問題の根の深さを思い知らされる。ショッキングだが目を背けずに知っておくべき事件。
Aki

Akiの感想・評価

3.9
こういう映画はレビューが低くなるのが残念。それだけ衝撃なわけだけど。
宗教の問題はデリケートだけれど、こんなひどいことがカトリックでもあるということを知ることは大切。
あつみ

あつみの感想・評価

3.0
聾唖学校における、神父による性的虐待についてのドキュメンタリー。
つらぁ〜〜ってなる
Q

Qの感想・評価

2.5
この手の問題はなかなか表に出されないだろうし、こういう組織が根本から腐っているところを見るのは本当に気分が悪い。
被害に合う子供が増えないことを願うばかり。
お蔵入りされなかったことは評価。
大変なショックを受けた。
カトリックの大学に通っていながら、バチカンやカトリック教会のことなんて何も知らなかったことを恥じると同時に、「本当に行き詰ったときには洗礼を受けて神に仕えればいい」という安直な目論見も無に帰した気がする。そのように現実からの「逃避」のために宗教を利用することを良しとするならば、聖人であるという理由でレイプが法によって裁かれえないことを糾弾できないことになる。私自身の信ずるところの理性によるの論理では少なくともそうなる。
そして何よりもそのような自身の理性のみを信じざるを得ない寄る辺ない今後の薄暗さに、また静かに絶望する。