勅使河原宏監督作品。
プエルトリコ系アメリカ人ボクサーのホゼー・トレスについてのドキュメンタリー。
竹満徹の音楽が流れる中でボクシングの練習をしているのが新鮮。
ほとんどナレーションが無い中、ホゼ…
亀井文夫に師事し、ドキュメンタリーも監督の主観的な作品であるという認識の実践を本作で開花させただけあって一部の簡潔なつくりに感銘を受けたが、二部は少し「欲」が出た印象。パストラーノとの世界戦だから気…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
パート1はナレーションもあんまり無くひたすらホゼートレスというボクサー映してるだけ。だけなんだけど、若くて精悍な肉体と精神の感じがよく伝わってきて普通に見入ってた。パート2は試合を通して撮ってて、そ…
>>続きを読む「ボゼー・トレス」
本作は一九五九年に初の欧米旅行へ出た勅使河原宏がニューヨーク駐在の写真家マービン・ニューマンの紹介で、プエルトリコ出身の二十二歳のボクサー(タイトルの名前)に出会い、五十六年の…