ゴーギャンの作品情報・感想・評価

ゴーギャン1950年製作の映画)

GAUGUIN

製作国:

上映時間:13分

3.3

『ゴーギャン』に投稿された感想・評価

製作ピエール・ブロンベルジェによるパンテオン・プロ。レネは本作と同じ1950年に「ゲルニカ」も作っている。本作は、脚本ポール・ゴーギャン。ナレーション(台本朗読)ジャン・セルヴェ。
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【アラン・レネ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第33位。
ゴーギャンの生涯ってあんまり知らなかったかも。

こちらもモンタージュが特徴的だが、ゴッホ・ゲルニカと比べると控えめに感じる。

タヒチ滞在時の絵が素人目から見ても明らかに素晴らしくて良かった。

短編集の3本目に鑑賞。
序盤は挫折と南国の絵画に合わせてか、他の2本に比べて穏やかな雰囲気になるよう編集されていたように感じる。またクロスディゾルブのような繋ぎが多く、フィルムの映画ではどのように編…

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タヒチの絵が凄く良くて、ゴーギャンは凄い嬉しかったんやろなって思ったけど、そんなこと全然なさそうやった。
貧困はあかん、抜け出すのも難しいし。

基本的には『ヴァン・ゴッホ』と思うことは同じなんだけど、ゴーギャンの悲しい人生がわりと他人事でなく、ドキリと虚しかった。
ゴッホやピカソについては雑学程度に半生を齧っていたけれどゴーギャンはあまり知…

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ゴッホにしてもピカソにしてもゴーギャンにしても、絵画に精通していない私でも知っているような代表作を白黒で見るのは非常に新鮮だった。この機にゴーギャン作品を漁ってみたら、「海辺の騎士たち」が気に入りま…

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遊びのないレアリスム表現の、制作側が自分の見ているものに疑いを持たない、その遊びのなさがこの映画をダサくしている
2.5

この映画によってゴーギャンの描くタヒチの女たちの美しさに気づけたのは良かった。
ただ、ゴーギャンの不幸な人生という物語に奉仕するために女たちの美しい顔が動物や不吉な面と一緒くたにされているのを見ると…

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『ヴァン・ゴッホ』『ゲルニカ』『ゴーギャン』と絵画作品から映画を作るという試みに挑んだアラン・レネ。この3作品はそれほど好きではなかったが、非常に面白かった。

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