フランスが誇るエロティックゴシックホラーの大家ジャン・ローラン監督のデビュー長編。
元々短編作品であった「ヴァンパイアの陵辱」に追加エピソードの「ヴァンパイアの女王」を足して無理くり長編映画にした…
ゴシックホラーの由緒に60年代アヴァンギャルドの風味をミックス。
日本映画で言えば、『吸血髑髏船』の松岡きっこや『いれずみ無残』の荒井千津子が出ていてもちっともおかしくない、その時代の日仏の吸血映画…
吸血鬼を巡る対話が台詞で延々と展開する気だるさに瞼が閉じそうになるも、パーマヘアな吸血鬼の女王様が登場する辺りから、カーチェイスあり銃撃戦ありの活劇色が強くなり面白さが爆上がり。ただ、この時点で吸血…
>>続きを読むジャン・ローラン初監督作品。
都会の精神科医ら若者3人がある村の屋敷を訪れると4姉妹がいたが、彼女らは自らをヴァンパイアと信じていて・・・という話。
2部構成になっており、1部が終わったエンディン…
2部のヴァンパイアの女王はすでにデビュー作からローラン節が確立されている。血液の入ったストローつきのガラスのタンク…これだけで満足度がすごい。こんな素敵なのに何故か蝙蝠の人形は学芸会レベルの仕上がり…
>>続きを読むゴシックホラー的な前半は良かったが後半いまいち(しかし音楽は良い。バルネ・ウィランのクレジットがあってちょっと驚いた。フリーキーなサックス最高)。雑な編集には苦笑。だから運動感が出ず鈍重。まあキワモ…
>>続きを読む室内だけでなく木々の様子からもらゴスみあふれてめちゃ好き…ヨーロッパの田舎普通に撮ったらそうなるかもだけど…。
黒いだけじゃなくて白使いも良くてフェンシング対決してるときに薄衣にボディラインが浮き出…
屋敷の秘密の出口は洞窟をぬけて切り立った崖下の海岸に続いている。夢のロケーション。誰にも倒されることはない波打ち際のボウリングのピン、車を出せという手つきに気を利かせろという身ぶり、余計なことは喋ら…
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