私の名前はジュリア・ロスの作品情報・感想・評価

『私の名前はジュリア・ロス』に投稿された感想・評価

冒頭の焦点がボケたショットとラストにおける渾身の波に倒れ込むショット。気合い入りまくり。そしてウェルメイド。

面白い!

出世作というのも納得のルイスが得意としてそうな演出に満ちた作品で、彼の演出力の高さがこの一本で存分に堪能できる。
冒頭の土砂降りから不穏さに満ちていて最高。
暴力衝動に満ちた「夫」のキャ…

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Nao
3.5
秘書に応募した女性が誘拐監禁されて別人の女性に偽ることを強いられる。60分と短くて話も分かりやすいのが良い。雨に始まり海に終わる。B級ノワール論。

悉く痕跡(手紙)が破り捨てられ存在が抹消されていく。
ジュリアロス視点のみで描けば
もう少しスリラーとして機能した気がするけど
いちいち一方で...と裏の思惑が描かれるので
もう少し戸惑わせて欲しか…

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3.7

天涯孤独=存在証明が紙切れしかない女性が監禁され、自己失調に陥っていくスリラー。その「紙を破く」という隠蔽行為の反復がサスペンスを進展させていく。ズームの心理効果も良く、名高い背中越しのショットなど…

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 最初ニナ•フォックの顔が映されない時間があるのだが、それは明らかに存在の隠匿をさし示していて、事務所の文字が影として表されるのもその一環である。肩で口が塞がれ、影で口が塞がれる。消えることの象徴で…

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「拳銃魔」(1949)「ビッグ・コンボ」(1955)のジョセフ・H・ルイス監督の出世作。誘拐監禁を描くフィルム・ノワール。

求人広告に応募したジュリア・ロス(ニナ・フォッシュ)はヒューズ夫人の個人…

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wong
4.0

冒頭の雨のショットの構図がめちゃくちゃよい。ずぶ濡れになるヒロインを咎めるアパート内の人間関係まで一気に見せる。手紙を気にする様子が後に呼応。階段のショット、窓からの崖、落下、落下、人生の落下。
そ…

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3.5
このレビューはネタバレを含みます

ロンドン。ジュリア・ロスという女性が濡れそぼって下宿に戻ってくる。職業安定所に登録を済ませてきたところだ。好きだった男が結婚のため下宿を出、自身の下宿代は溜まり散々なものだ。下宿の下働きの女にも皮肉…

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lemmon
3.6

身寄りのないヒロインが巻き込まれた話。


冒頭からヒロインはなんと哀れなと思わせる演出たっぷりで紹介されていく。肉親はいない、家賃も滞納、かつての恋人は結婚、アパートの掃除係からのいびり(なのに、…

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