第十一号監房の暴動の作品情報・感想・評価・動画配信

『第十一号監房の暴動』に投稿された感想・評価

4.0
暴動が起きるまでの早さ。人物らをあえて無個性に撮っているような感触。主役はビフ・タネン風(50年代ヤンキー)ではあるけれど。物足りなさと紙一重の物欲しげなところの無さ。
kazun
3.4

州刑務所の所長は受刑者達の待遇改善に積極的だったがその進言は受け入れられずついに暴動が起こった。知事が要望を受け騒ぎは収まるが…。

印象的なシーン
・冒頭の様子 ニュース映像?
・ドアを開けた隙…

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たく
3.7

刑務所における待遇改善を要求する囚人たちの暴動の様子を描く、ドン・シーゲル監督の1954年作品。作中では囚人たちが訴える非人道的な扱いの様子が描かれず、彼らにいま一つ感情移入できない原因になってたけ…

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ひたすらに無駄が無く、ドライ。必要最低限の情報だけを提示し、あとは話を転がしていく。結果わずか80分の映画ながら、濃密な映画体験が出来る。特に序盤のセットアップのスマートさは映画のお手本といえる。
NK
4.0

刑務所の所長レイノルズは囚人たちの待遇改善について刑務委員会に進言。しかしこれが受け入れられず、囚人たちの暴動が起こる。首謀者のダンとカーニーは必死の抵抗を試みる。レイノルズは彼らとの交渉を開始する…

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巨匠、ドン・シーゲル監督作品。
巨大刑務所の受刑者たちが待遇改善を要求する話。
中盤から群集心理で盛り上がっていくのが面白い!
ラストシーンで長い廊下を使ってるのが最高すぎる♪
I
4.0
開始十分で看守制圧して暴動起こすスピード感凄すぎる。今作が元ネタなんだろうけど真面目な『暴動島根刑務所』って感じだった。

本作のクレジットに名前を連ねるウォルター・ワンガーといえば、ハリウッド黄金期を支えた名プロデューサーのひとりである。ジョン・フォード『駅馬車』(’39)やアルフレッド・ヒッチコック『海外特派員』(’…

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以前から観てみたかったドン・シーゲル作品を観ることができた。刑務所の待遇改善を求めて暴動を起こす。まだ刑務所も整備されていない時代だったんだなと。スピーディーで端的に進むので見返すとキャラクター、撮…

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5.0
暴動の映画。脱獄ではなく待遇改善を要求する。抑圧への抵抗。暴力革命。見えない支配の力こそが最も暴力。

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