そばに流れる川が真っ黒でまるで欲望を飲み込む川みたい。
犯罪の隠蔽がどんどん人を狂わせていく描写が見事。弟はもともとは真っ当な人なので普通に消耗してゆくけれど、兄はもとから自分本位な人なので人として…
三流小説家の主人公がメイドにムラムラした挙句絞殺。たまたま家を訪れた弟に手伝ってもらい死体を川に遺棄するが、、、
メトロポリスやニーベルンゲン、ドクトル・マブゼといった映画史に残る傑作を生み出した…
HOUSE BY THE RIVER 1950年 88分。小説家スティーブン(ルイス・ヘイワード)は妻マージョリー(ジェーン・ワイアット)の留守中、メイドに悪戯しようとした挙句殺してしまう。丁度訪ね…
>>続きを読むエミリーが風呂場から出てくる影のショットと重なるように、妻が風呂場から出てくるシーンがピーク。本当に死んだはずのエミリーが風呂場から出てきたように見えて、階段を降りてきて顔が見えるまで結構ドキドキす…
>>続きを読むフリッツ・ラング監督のモノクロ映画。ちょっとした出来心から罪を犯した主人公がゲスな面を開花?させていくサスペンス。
モノクロならではの光と影、いろんな物が流れる川のほとりに立つ家の不気味さも、怖さを…
フリッツ・ラングの日本未公開作品とのことで期待して鑑賞したが非常に面白かった。小説家によるメイド殺害事件を兄である小説家と証拠隠滅に利用される弟、夫の本性を知り弟に惹かれていく兄の妻の関係性を絡めて…
>>続きを読む何気なく観たけど面白かった。
妻の不在中にメイドに手出そうとしたり、弟に殺人の罪を着せたり、兄が笑っちゃうほどクズ。弟がただただかわいそう。
窓に立つ弟の背中、揺れるカーテンなど白黒を活かした影…