静かについて来いの作品情報・感想・評価

静かについて来い1949年製作の映画)

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製作国:

上映時間:60分

4.0

『静かについて来い』に投稿された感想・評価

形を持たない観念的なものが徐々に可視化されていく映画。
終盤の工場での追いかけっこや
さらには水の雫の上から下への落下が
人物の上から下への落下としてその軌道を重ねる時、
やはりどうして感嘆せずには…

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人形だと思っていた影が動き出すショット、RKO時代のフライシャーはこういう驚きが毎回ある。
muscle
-
マネキンのヌルッと「生命化」するところで、画質が異様に良くなったように錯覚した。『CURE』の役所広司の妻周りの描写に影響与えていると思う。
このレビューはネタバレを含みます

ところどころのぐいっとする感じハッとする。

人形が人間だったところよかったなあ。

白髪とは言われていたが、実際現れたとき思っていたよりけっこう初老の男性で驚いた。歩き方とか。

さいごのふたりの…

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わに
4.5

これまたちょっとどうかしてるくらい面白い。
60分でほぼ余計なことをせずに走り切ってしまう傑作。

窓の外で雨が降る中、あちらを向いてる人形が動き出す瞬間たるや、察しがついててもぞわっとする。

最…

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石口
4.0

オープニングから雨が印象的で、これが手に汗握るクライマックスに繋がるという作りがいかにも巧い。捜査過程で登場するマネキンの不気味さ。若きフライシャーの才気を充分に感じ取れる小品で、テーマ的にも後の傑…

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もた
-
このレビューはネタバレを含みます

植木等みたいなタイトルだけど、記者であるヒロインに対するのと、終盤の台詞(「観念しろ」のニュアンス)とで言葉遊びなのかな。そうだと思ってたけど、のっぺらぼうの人形が動き出すところで興奮。短い映画なの…

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「絞殺魔」(1968)「マンディンゴ」(1975)のリチャード・フライシャー監督の初期作で、刑事ドラマのカルト作。原案はアンソニー・マン。

雨の日に犯行を繰り返し”ジャッジ”と名乗る連続殺人犯は、…

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あれ?これはつまらなかったな。
のっぺらぼうがデーンと登場するシーンと、雨の日にしか殺人を犯さない犯人が配管から漏れ出る水を見て発狂しそうになる場面が見所。のっぺらぼうは最近でも似たような顔写真が上…

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AONI
4.0
「動くマネキン」は、それを行う意図を含めてツッコミ所満載だが、ホラー演出としては満点。コンパクトながら内容詰め込みまくりで大満足のR・フライシャー初期の演出作。

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